気づかれにくい仕事でのストレスについて。名もなき仕事が大きな悩みの種。
バイルです。
仕事でのストレスは何も重要なプロジェクトやパワハラ・モラハラな上司ばかりではありません。意外にも仕事の中でのストレスは目立ってわかりやすいことばかりでないということを最近になり気づきました。
➀備品の補充、整頓などの名もなき作業のストレス。
これについては、業種や立場など関係なく職場ではどこでも起こりうることだと思います。ちょっとしたことです、例えばセロハンテープの交換、ボールペンなどの筆記用具、事務用具の定位置への戻す作業、蛍光灯などの交換(LEDの場合が交換不要だが・・)オフィス内でのゴミ拾い(清掃員がいる時間帯は除く)ゴミ箱に入ったゴミ袋を括って捨てる、休憩所などのシンクの清掃、共有スペースなどの微妙な場所の清掃などの誰がするのか明確でない作業というのは職場で働いていると無数に存在します。今私が挙げた名もなき作業は氷山の一角であって数えだすとキリがありません。
だが、私は声を大にして言いたい!!
名もなき仕事・作業はストレスである!!
でも、誰かがやらねばならないのです。
その名もなき仕事・作業を仕方なくしてストレスを抱えている人が職場には必ずいます。私も全て行っているわけではありませんが、この名もなき仕事を行ってストレスを抱えている1人です。特に目立つ仕事・作業でもないため実行したからといって誰かに感謝されたり褒められたりすることもありません。むしろ気づかれないことのほうが多いのではないでしょうか。
そういった悩み・ストレスを感じているのは私だけではないと思います。もし特に何もストレスを感じないという人がいれば、一度職場を冷静に観察してください。必ず名もなき仕事・作業をしている人がいることに気づくと思います。
②名もなき仕事・作業の厄介なところ。
目立たないし、地味なため仕事と認識されにくいのということがあります。例えば誰も見ないような日報やロッカールームの清掃などは生産性(売上、利益)を生むことはありません。そのため、基本的に仕事として認識されることはありません。ですが、その注目されないような仕事も重要な仕事と同様する必要がある仕事なのです。日報だって必要がないからといって放置していては本社・本部などから注意されるでしょう。ロッカールームの清掃などもいつまでもせずに放置しておくとゴミ溜めのようになり、次第にゴキブリやネズミが徘徊するようになるかもしれません(大げさですが)
誰かがしなければ、そのような悲惨な状態になります。日々誰かがそのような地味な仕事を実行しているから防げています。ですが、そのことに気づいている人がどれだけいることでしょうか?残念ながら私の職場にほとんどいません。それが名もなき仕事の厄介な部分なのです。気づいている人が多くなれば作業の割り当てや評価、感謝もされるようになるので状況は違うと思いますが、現実にはそのようなことはないでしょう。
本当に少しの時間かもしれませんがストレスです・・・
私は意味のない日報を書いているので本当に面倒です( 一一)
③その内、実行している人の担当みたいになるので許せない。
名もなき仕事・雑用を日々献身的に実行していると、その内無神経でとんちんかんな事を言ってくる人がいます。それは名もなき仕事・雑用が実行している人の担当だと勘違いして「〜できてないよ」「〜溜まってたよ」「〜汚れてたよ」などとふざけたことを発言する人が出てきます。
心中は
ふざけんじゃねえ!!???( `―´)ノ
と叫んでいますが反論してもややこしいのでスルーしますが・・・
まあ、こんな感じで名もなき仕事や雑用をこなしていれば理不尽なことも起こります。あまり気にしないようにしていますが、慣れても腹は立ちます。
ほんと、私が担当じゃないのに・・・
④役割がないことも誰かがしている。特に管理職・リーダーはそのことを覚えておく。
名もなき仕事・雑用はストレスです。ですが、それを公平に割り当てることは現実的ではないと思います。結局はする人はしますし、しない人はしません。学校の掃除と同じですねイメージとしては。
なので、管理職の方やリーダーの方はそのような名もなき仕事や雑用をしている人がいるということを理解していることが大事であると思います。そういった人の影の支えのおかげで日々目立つかっこいい仕事ができているということを理解するだけで職場の雰囲気は大きく変わります。
私もそうですが、名もなき仕事や雑用をしていることを知ってもらうだけでも救われます。大げさにお礼を言われたいとも思いません。ですが、無関心は時に辛い場合があるので知っていてもらいたいです。
仕事は総合力です。目立つ仕事、地味な仕事の両方が合わさって高い価値を生み出すということを忘れてはならないと思います。