【パパは育児では控え選手】ママには勝てない。ママの本当の負担、気持ちはくみ取れないと思う。
バイルです。
パパは、どこまでいっても育児では控え選手である。
(主夫などの特例は除く。)
ママには、どうしても勝てない。
覚悟という点、育児の本能レベルなどでも大きな差をがある。
男性と女性の違いと表現した方がよいのかもしれない。
それほどまでに、本能レベルで違う。
今日は、そんなパパがママに育児で勝てない話と、世の中が育児中のママ(母親)全てに感謝がもっと必要と話に焦点を絞っていく。
①やっていることは同じでも最終的な責任・重圧が違う。
育児に積極的に活動しているパパは、たくさんいると思う。
中には、ママと同等の育児をしていると、自信を持って答えるパパ様もいるかもしれない。
それでも、パパとママの差は縮まらない。
日々の仕事に置き換えるとわかりやすい。
仕事をしていると、必ず役職というものがある。
社長、副社長。
部長、副部長。
課長、係長
支店長、副支店長。
などと役職には、ペアになっている場合が多い。
そこで、行われている日常の仕事は基本的には同じであろう。(社長と副社長は違うかもしれないが)
やることは、同じであるが(部長、課長、支店長)と(副部長、係長、副支店長)とのストレスや重圧は違う。
やっていることは、基本同じでも責任の重み、感じ方、覚悟などが10倍は違う。(体感ではあるが・・・)
経験した人はわかるはず。
何が言いたいか。
これと同じで、ママとパパの育児についての感覚・覚悟にも差があるということである。
(ちょっと大げさな部分もあるが・・・)
別に手を抜いているつもりはないが、現実ではそれほどまでに差があるのだ。
その部分を、私は育児を通して実感している。
パパとして、真剣に育児に取り組んでいるが、ママ(妻)のほうが圧倒的に、深く広く考えている。
②パパは仕事で良くも悪くもリフレッシュできる。
ママは、育児中リフレッシュする時間がない。
常に子供が傍にいる。
それは、思っている以上に精神的にきつい。
その点、パパは仕事があるので、気持ちの切り替えができる。(仕事や上司のストレスはあるが・・・)
それでも、24時間子供がそばにいるのよりは、精神的にましである。この部分も、パパが育児ノイローゼにならない理由だといえる。
むしろ、ママが育児ノイローゼになるような状況で、精神的に弱い男性が耐えられるわけもない。
③どんな状況でもママは育児から逃避できない。
ママは、どんな時でも育児から逃げることができない。最後の砦だということも意識が大きく違う部分だと思う。
仕事しているパパは、会社で何かあれば仕事を優先する。ママの場合は、子供に何かあれば子供を優先する。そこも、大きな意識の違いである。
子供の面倒を最終的に見るのは、やはりママである。
④一番の違いは心の姿勢だと思う。
いろいろ書いたが、一番の違いは心の姿勢である。
いくら、パパが育児を頑張ってもママには及ばない。
それは、支店長と副支店長の違いと同じ。
取り組む姿勢、覚悟が違うのだ。
ママ(母親)は「自分がしなくてはいけない」と無意識に刷り込まれているのだ。
パパの場合、そんなことはない。
無意識にあるとすれば、会社に出勤することぐらいだろう。
出勤時間に合わせた、起床時間が習慣になっていれば無意識である。
この意識レベルで、ママ(母親)は育児を行っている。
⑤今後は社会全体で、育児について関心を高めていくべきだと思う。
すなわち、育児に関していえば、相当世の中のママは負担があるといえる。
ここからは、私の気持ち意見ではあるが、育児への関心を社会全体(特に我々男性)で高めていく必要がある。
社内の研修や、当たり前の常識として育児に関する知識や正しい行動などを促すような社会になってほしい。
育児中のママのストレスや、乳児育児の大変さ。経済的な負担など。そういった、育児に関する知識を共有して、理解を得るだけで社会は変わると思う。
それに、育児トラブルなどでの、悲しい離婚という結末も減らせると思う。
社員が離婚をすれば本人も損であるし、会社も損だと思う。(家庭が上手くいっていたい人が良い仕事ができるはずもない)
ちなみに、勤めている会社は男性の育児に関して、無関心である。
そのため、子供が産まれてからの離婚が後を絶たない。
悲しい現実ではないか・・・・
こんなことを誰も望んでいないであろう。
やはり、男性の育児に関して、社会全体で考え、会社内でも何らかの学ぶ機会を設けるべきだと思う。
会社の利益ばかりを考えているような社員ばかりがいるような会社で、暖かいサービスなど生まれるはずもないと私は思う。
勿論、会社存続のため利益の追求は重要であることは理解している。
⑥育児をしている、母親に心からの感謝を。
育児は、本当に大変である。
労力のわりに、世間から冷たい態度をとられることもある。
大変な思いをして、育児をしていても、騒音や育児についてご近所さんから苦情を言われることもある。
一番辛いのは、愛する子供に対しての「批判」「悪口」であろう。
子供の悪口を言われて、気分の良い親はどこにもいない。私も気分を害するし、憤慨する。
でも、ママ(母親)はそれ以上に、心がイタい。
子供が責められると、自分を責める。
想像以上に傷つく。
悲しむのである。
さながらママ(母親)と子供は、一心同体である。
やりきれない思い・・・やってられるか!と思うことも多々あるだろう。それでも、世のママ(母親)は、子供を育てる役目がある。
時には、愛する子供に反抗されることもあるだろう。
頭が下がる。世の男性がそれ以上のことができるだろうか。恐らくできないであろう。
そんな、すばらしいことをしている世のママ(母親)に心から感謝と尊敬を!!
そんな感謝の気持ちで筆を置く。
ママ(母親)に優しく、理解ある社会が訪れることを願って。