【育児とお金】家計簿を夫婦で共有することから、お金についての知識・スキルの向上の一歩となる。
育児とお金というのには密接な関係がある。そのため、育児と同様でお金に関することも夫婦で共有して話し合い、お互い成長する必要がある。その一歩が家計簿であるという話。
・夫婦でお金について関心を持ち日々会話すること。
・学校教育ではお金のことは学べない。
・節約する力と稼ぐ力はとても重要だ。
- ①育児を計画的にするためには家計簿は必須である。
- ②夫婦で収入・支出を共有することが大事。
- ③学校教育ではお金について高い知識やスキルを会得することはできない。
- ④夫婦で得意・不得意を自覚、理解して得意な分野を伸ばしていく。
①育児を計画的にするためには家計簿は必須である。
育児を計画的に行うにはお金も必要である。当然子どもを想う親の愛情があってこそなのは言うまでもない。
だが、その親の愛情を様々なかたちで実現させる便利で万能なアイテムがお金であることも事実である。だからこそ計画的に特に教育資金を積み立てる必要がある。子供が大きくなるにつれて必要な教育資金は上がるからだ。
上記では6歳までの推移であるが、このような傾向は子供が成人するまで続いていく。この中には子供が公立の学校に行くか、私立の学校に行くかというシミュレーションは組み込まれたいない。そのため進学先に応じて別途教育資金が必要になる。そういった計算を明確にするのも家計簿の役割である。(不足している金額の発見)
お金の扱い一つで育児は過酷にもなるし、楽に行える場面もある。(考え方としてはお金で解決できることは、可能な限りお金で解決するということだ。)そのためには、まずは家計簿である。
実際に私たち夫婦も家計簿つけている。ちなみに他の家計簿の記事で詳しく書こうと思うが、家計簿は手段であった目的ではないことを理解してもらいたい。
下記のサイトは家計簿について詳しく説明してくれています。↓↓
非常に参考になります。
1育児にはどうしてもお金がいる。
育児は愛だけでは難しいのが現実だ。どうしてもお金がかかる。なぜなら、子供の住まい、食事、衣服、教育、治療、行楽、趣味などにはすべてお金がかかる。それも少しではなく、国の助成金だけでは賄えないほどにかかる。
たとえば、「お金なんていらない」「愛だけで育てる」と決意したとしても現代では自給自足で生きるのは難しい。何をするのにもお金がかかる。それに、子供が病気で苦しんでいたら高いお金を支払ってでも助けたいと思うのが親心だろう。現代はどうしてもお金から逃げられないのである。(ちなみに、そういった親心につけこんで高額な医療保険などを勧誘してくる保険販売員もいるが日本には高額療養費制度という最強の保険を国民は加入しているので基本的に心配はいらない。)詳しくは↓↓
高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会
したがって、育児には愛だけでなくお金という部分も密接に関わってくる。
悔しいが愛だけでは育てられないのだ。人生はお金ではないが、世の中はお金であるのが常なのだ。
2家計簿はお金の流れを把握するために必須である。
家計簿は基本である。
なぜなら、家計簿がないと夫婦でお金の話はできないからである。
たとえば、家計簿がなければ実際の金額で話をするのではなく、記憶にある目立った支出についてにしか触れることはない。人の記憶が正確であれば問題はないが、私を含めほとんどの人はいい加減である。それに家計簿で年間の貯蓄額などを算出することで将来的に必要な教育費の不足分を概算で把握することができる。そこから節約や収入アップへの改善策を打つことができるようになる。
それに、お金は数字である。
感情ではない。
数字を正確に把握するためには家計簿が不可欠なのである。家計簿があればお金の流れがすべて見えてくる。
したがって、夫婦でお金の管理をしながら、改善しようと思うなら家計簿がなくては出来ないのだ。まずは家計簿をつける。これが夫婦でのお金の勉強の入り口であると思う。
逆に、家計簿の収支を1円単位まで合わせようとして、必要以上に神経質になる必要はない。あくまで家計簿は家計でのお金の流れを把握して、そこから課題を洗い出し一つ一つ解決するためのツールに過ぎないのである。
これがないと夫婦で建設的な話などできない。家計簿にして見える化することで、わかることもある。
家賃の見直し、保険の見直し、スマホのプラン見直し、自動車保険見直しなど全て家計簿にして見える化しないと夫婦で話しもできない。
ちなみに私たち夫婦は家計簿をつけ、保険全般の見直しを行った。それだけでも月に何万も減らすことができる。特に子供にいる家庭は過度な生命保険に加入している可能性があるので定期的に見直すことが必要である。(月々に1万円も払っているのならきっと払い過ぎであると思われる。)子供のいる家庭であっても基本的に必要な生命保険は収入保障保険だけだと私は思っている。独身者や子供のいない家庭はそもそも生命保険の必要性もないと私は思う。保険に関しての記事は別の時に詳しく書く。
子供が小さいうちは働き手である旦那がなくなった場合、一気に収入がなくなってしまい家族が路頭に迷うことになる。それを補う保険だと思ってもらえば良い。
②夫婦で収入・支出を共有することが大事。
夫婦でお金に話を日常的にすることは大事だ。夫婦の資産について関心を持つことから全てははじまる。
夫婦でお金というものに興味を持つことが成長の一歩である。なぜなら、お金は夫婦で育て、夫婦で守っていくものだからである。
例えば、片方だけがお金について興味・関心を持っていても効果は薄い。それに上手くいかないだろう。これは労働と同じである。一人だけががむしゃらにしても成果はでない。それよりも10人全員がそこそこ働く方がよっぽど大きな力になるし、成果もあがる。
したがって、お金についても夫婦で興味・関心を持つことだと思う。まずは、収入と支出がどれぐらいなのかを夫婦で把握して共有することである。毎月赤字なのか、黒字なのか。赤字ならば何が原因でそうなっているのか、節約するならばどこの部分なら無理なく削ることができそうか?収入に対して不相応なものがないだろうか?習慣になっているだけで、実は不要なものはないだろうか?冷静に見直せば不要なものもあるはずである。(私の場合はコンタクトレンズがこれに該当した。メガネを使用することで1ヶ月で3000~5000円は削減できる。)コンタクトレンズじゃないとどうしてもダメならばそれで良いのだろうが、別に私はメガネでも良いので素晴らしい削減となった。
1円の節約は1円稼ぐのと同じと思うべし!価値だと節約の方が高いと思うべし!なぜなら稼いだお金には税金がかかるからだ!
家計簿をつければ、そういった話を数字で理解して会話できるようになる。(家計を圧迫しているもので、いるのか?いらないのか?を話せることになる。)私たちも収入と支出から始まり今にいたっている。家計簿をつけて見える化することは論理的に話すためには重要な部分である。それがなければ感情論だけの無駄な話になってしまう。
収入と支出を共有することは本当に良いことだと私は感じている。いくら入ってきて、いくら出て行くのかを数値で把握することは、夢を打ち砕き痛みもあるが夫婦で改善していくためには必要なことである。
③学校教育ではお金について高い知識やスキルを会得することはできない。
学校や塾での授業ではお金についての知識や経験は得ることが出来ない。なぜなら、学校や塾での授業の目的は試験で高得点をとるためであるから、結果良い大学にはいけるかもしれないが、お金の扱いというところは学ぶことはできない。
それに、大学には経済学が存在するがスポーツ同じで知識、インプットだけでは、その場だけで終わってしまう。インプットとアウトプットの積み重ねこそが成長唯一の方法である。資産運用や家計簿でのお金のコントロールなどはこれに当てはまる。
したがって、一般の私たち大人はお金の勉強を学ぼうと思わなければ、いつまで経っても学ぶ機会がないと言える。
周囲が初心者ばかりなので、学び続ければ歴然とした差になることも事実である。
それと同時に私は今後の学校の教育では、資産運用への知識、厚生年金の仕組み、健康保険の基礎、民間の生命保険の使い方を必須科目で入れるべきだと思っている。
④夫婦で得意・不得意を自覚、理解して得意な分野を伸ばしていく。
1得意な分野の把握。
まあ、お互いを客観的に見れば大体は把握できると思う。貯金の習慣や結果を見ればどの部分が得意かはわかると思う。
お金にまつわる能力は、某有名ユーチュバーさんの言葉を引用するとこうなる。
・貯める力
・稼ぐ力
・増やす力
・守る力
・使う力
私が思うに中々すべてに才能がある人はいないと思う。それに「稼ぐ力」と「貯める力」の両方が優れている人も少ないと思う。「稼ぐ」と「貯める」は相反した性質を持っていると私は思っている。
バランスよく才能がある人は、そもそもお金について生涯困ることはないと思う。そうでないから日々努力が必要なのである。
稼ぐ=攻める。
貯める=守る。
そういった性質だと思う。スポーツで例えるならオフェンスとディフェンスのような違いであると私は認識している。夫婦がこのように綺麗に「稼ぐ」「貯める」といったふうに才能が分かれていれば良いが、そういったことは稀だと思う。
ちなみに私たち夫婦の得意分野は今のところは「貯める」「増やす」「守る」である。したがって資産運用に最も必要な「稼ぐ」力が欠如している。
これが私にとって最も大きな悩みである。稼ぐというのは本当に難しいのである。
2絶対必要だと思う力は「節約の力」「稼ぐ力」だと思う。
お金の能力の中で私が苦手であっても絶対に必要だと思う力は「節約」と「稼ぐ」という力である。なぜなら「節約」しないとどんどん資産が減るし「稼ぐ」力が低ければ、どれだけやりくりや資産運用をしても雀の涙ほどの効果しかない。
例えば、穴の空いたバケツだといくら水を入れたところですぐに抜けてしまう。逆にバケツがしっかりして水が抜けないどころか蒸発さえも防ぐような鉄壁のバケツであっても、入ってくる水が少なければ宝の持ち腐れである。
したがって「節約」「稼ぐ」力は車の両輪の役割を果たす。互いがバランスよく、効果的に機能することにより大きな力を発揮する。私はそう信じている。
それらの力を計測したり、比較したり、改善したりするためのツールが家計簿である。
始まりは家計簿である!