【資産運用の勉強】年齢が若いほど有利。学校教育や家庭教育でも積極的に取り入れることが大事だと思う。
資産運用は今後必要不可欠な知識だと思う。
今までは、変わり者だけがやっているような財テク趣味のようなものだったかもしれない。
だが、終身雇用の崩壊、平均給与の低下、支出の増加の傾向が続く世の中に対応するためには自らの資産を増やす工夫、守る工夫は必須のスキルであると思う。
むしろスキルというより習慣というべきだろうか。
今日はそんなお金について考えたいと思う。
・お金のことを家庭や学校教育で当たり前に学べることの重要性。
・複利の力は最強である。
・インフレ(物価の上昇)は想像以上に恐ろしい。
・今後給与が上がる可能性は低い。
- ①社会に出たときのお金の価値・重要性。
- ②資産運用の目的は複利のすごさを理解すること。
- ③世の中にはインフレという恐ろしいことがあることを知る。
- ④今後は労働だけの収入では満足な生活ができない時代になるかもしれない。
- ⑤学校教育、家庭教育で身近で真剣にお金の話をする環境が必要だと思う。
①社会に出たときのお金の価値・重要性。
人生はお金ではないが、世の中はお金である。(このことは何度も当ブログで発信しているし、今後もすると思う。)
社会に出たときにお金の重要性を痛感する。
なぜなら、お金がなければ何もすることが出来ないからだ。お金がなければ何も買えないし、サービスを受けることもできない。住む場所も得られない。
住む場所がなければ働くこともできないかもしれない。
本当にお金は重要である。
そのことを日々体感するだけでなく、学校や家庭でも論理的に学べる機会があったほうが良いと思う。
それに、お金の扱い方で人間関係が壊れたり、大きなトラブルにも発展するという事実も教えるべきである。お金に対して「がめつく」なりすぎるのは周りで見ていて気持ち良いものではない。
ちょっとした割り勘などで100円多く支払うことに目くじらを立てたり、異常にためらったりすることはみっともないと思うのは私だけだろうか?やはり人との関わりではそういった損得だけでは割り切れない部分が多々あるものだと思うべきである。なぜなら私たちは人間だからだ。
話を戻そう。
お金の価値、力、重要性を教えるのと同時に扱い方なども学べるような機会が当たり前にあるような環境が今後は必要であると思う。
お金の稼ぐ、貯める、増やす、守る、使う、影響力などバランス良く学習出来る機会が必要だと私は確信している。
②資産運用の目的は複利のすごさを理解すること。
複利は本当にすごい。
資産運用の意義は複利にあるといっても過言ではない。
なぜなら、複利運用すればお金が働いて、お金を稼ぐからだ。
例えば、100万円を5%の利回りで複利運用すれば10年後には162万円になる。貯金の場合には100万円預けていても100万のままであるが、きちんとした資産運用をすれば10年後に1.5倍になる可能性を秘めているのが複利の力なのである。
しかも複利は金額が大きくなればなるほど力を発揮するようになる。複利の力というのは私たちが想像しているよりも大きな力である。
複利の力は資産額が膨れ上がるほどに大きく働くし、実際に恩恵を受けた時に凄まじいパワーを体感することになる。
複利は最強である!
下記を参考にしてほしい。
資産運用の話をしていると必ず出てくる複利の話。
複利の力を利用せずしてお金持ちになることは難しい。
複利なくしてお金持ちになるためには経営者になり、稼ぐ力がチート級にならなければ無理。
③世の中にはインフレという恐ろしいことがあることを知る。
「インフレーション。」一般的にはインフレ(物価の上昇)と言われる。
これは本当に恐ろしい。インフレは静かに、確実に私たちの資産を目減りさせている。
なぜなら、今までは100円で購入できたものが、105円払わないと買えなくなるからだ。落ち着いて記憶をたどってみるとわかると思うが、スーパーの商品の値段が上がっていたり、内容量が減っているという経験をしたことはあるはずだ。
企業も非常に賢いので基本的には価格を上げることは避ける。その変わり内容量を調節して価格を据え置くのである。
これは、静かに、静かに、気づかれないように巧妙に行われるので中々私たち消費者は気づかない。これを一気に内容量も減らして値段も上げれば気づくが、そうはさせないのが企業の商売上手なところである。
つまり、インフレがこのまま進めば、20年後にはポテトチップスが1袋200円でしか購入できない時代になっているかもしれないということである。
それに伴い労働者の賃金も上がれば良いが、恐らくはそのような結果にはならない。物価の上昇に給与が追いつくようなことにはならず、家計が苦しくなるんばかりだと思う。
というかそのように考えることも必要だと思う。そうすることで将来への備えを真剣に考え取り組むことが出来ると私は思っている。
ほんと、インフレは恐ろしい。預金が安全ではないというもある意味事実である。
インフレーションは静かに私たちのお金の価値を減らしているのだ。
上記を見る限りでは物価の上昇に関して言えば、1991年から2021年は僅かに(7%程度位)増えるている程度であるが、体感的にはもっと増えているように感じる。この間に消費税が3回増税になっているのは大きいかもしれない。(1997年5% 2014年8% 2019年10%)物価に関して言えばやや上向きというのが現実といったところか。
では、平均年収については確認してみよう。
出典 図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省
平均給与については明らかな右肩下がりがわかる。物価は緩やかに上昇しているのに対して給与はインフレ率に比べ落ち幅が大きくなっている。国民全体の暮らしが年々厳しくなっているのも頷ける。※上記は物価指数も考慮されている。
どちらにせよ私たちサラリーマンの世帯が経済的に苦しくなっているということは疑いようもない事実である。
④今後は労働だけの収入では満足な生活ができない時代になるかもしれない。
労働だけの収入では満足に生活を遅れない時代が到来するかもしれない。
なぜなら、今まで日本は経済成長を続け終身雇用を守ってきた。だが、今後は高齢者が増加して、少子化により若い世代が減ってくる。
高齢者が増えると医療費は上がるかもしれないが、基本的な消費、娯楽費は減るだろう。基本的に高齢者が若い世代よりもたくさん食べることもないだろう。
そうなると、経済へのダメージは大きなものになる。それにインフレ(物価の上昇)も密かに進行することになればダブルで家計に大きな負担を強いることになる。
消費の冷え込みで給与は上がらないのに、物の値段は上がるという負のスパイラルである。
少し極端な例なのかもしれないが、非現実的な話ではない。もしかすると30年後にはそのような日本になっているのかもしれない。
そう考えると今の内に資産運用について学んだり、副業で稼げるように努力する必要性も感じる。もしかするとAIの発達により、そもそも働く場所がないというような悲惨な現実も待ち受けているかもしれない。そうなった時に破産してしまわないように今の内にお金の勉強、資産運用の勉強を行い備えることも大事だと思う。
⑤学校教育、家庭教育で身近で真剣にお金の話をする環境が必要だと思う。
お金の話を身近でもっとしてほしい。
学校の授業や雑談などでしてほしい。
家族団らんの会話の中でお金の重要性や価値について話題になってほしい。
なぜなら、それほどまでにお金というのは重要であるからだ。私たちはお金のためい生涯の大部分の時間を割いて労働に身を捧げるのである。
中にはお金のためではないという意見もあるかもしれないが、現実問題生きていくためにはお金は必要不可欠である。
それほどまでに大切であるお金の話しを私たちは学ぶことがない。学校で学ぶこともないし、家庭で学ぶこともないし、会社に入って学ぶことも基本的にはない。それはおかしなことではないだろうか。
私はおかしいと思う。だから私はお金について真摯に書籍やユーチューブなどで学ぶし、子供にもお金の教育をしようと思う。
今後は学校の教育でも選択科目などのサブではなく、国語や算数といった必須科目として取り扱ってほしいと思っている。なぜなら、さきほども書いているが給与が上がる見込みは薄いが、物価は緩やかにではあるが上がっていく。したがって、私たち一人一人が会社からの給与だけに頼りきらず、自ら副業や資産運用の世界にチャレンジしてくことが大事だと思う。当然最初はうまくいかないことばかりだと思う、だが子供のときの自転車の練習を思い返したら分かるとおり、何度も何度も転びながら自転車の乗り方を体得したと思う。
だから、副業や資産運用を同じように考えて実行すれば必ず花開くと私は信じて日々行動している。(何度も絶望しているが(笑))