【無気力の悩み】やる気が急になくなったらどうする?会社員10年以上の私の対処法。
社畜10年ともなると急な無気力にさいなまれる。
それにしても毎日つらいし面倒だ。
通年通してやる気はないが、とくに最近はやる気が出ない。働きたくねえ。
今日はそんなやる気というものについて書こうと思う。
・やる気がある時、ない時どちらもずっとは続かない。
・何かを一時やめてしまったとしても再開すればそれでいい。
・うつの人たちが回復するのに平均で6ヶ月程度かかっている。心というのは、それほど時間がかかるものだと理解すること。
- ①そもそもやる気とはなんぞや?
- ②やる気が出ない時にしてはいけないこと。
- ③やる気がないのも、やる気マンマンもずっとは続かない。
- ④やる気がなくてやめても再開すればそれで良い。
- 補足 うつの症状の治療期間の平均について
①そもそもやる気とはなんぞや?
心の状態というか、心の在り方というかやる気というのはそんな感じだと思っている。なぜなら、やる気というのは自分ではコントロールできないからだ。
ここを私たち労働者は自覚しないといけない。やる気などの人間の気持ちは根本的な部分は(表面は別)自分ではどうにもできない。
そもそもやる気なんてものはどこからくるのかもわからんし、何をすれば増えるのか、減るのかもわからない。それにつみたてNISAのように計画的に積み立てることができるものでもない。目に見えるものでもない。さっぱりわからない厄介な心の習性?である。(私は精神科医でもないので専門的なことはわからないが)
したがって、やる気というものは自分でコントロール出来るものでもないし、意図的に増やしたり減らしたり出来るものでもない。
そんな気まぐれなものに振り回されるのも面倒だ。
②やる気が出ない時にしてはいけないこと。
やる気が自分でコントロールできないとことが何となくはわかってきた、ならばそのやる気とどのように 向き合うことが良いのかを私なりに考えてみた。
1.空元気や元気に振る舞うこと。
これは一番良くないと思う。なぜなら、ないものはないのだ!それは揺るぎない事実であり動かしようのない現実である、それを強引に変えようとするのは不自然であり、自然の摂理に反する行いである。
たとえると、お金がないのにお金持ちのように振る舞う。リア充感を出したがためにお金を払いインスタ映えを狙う。悲しかったり、嫌だったりするのに平気なように振る舞う。など明らかに事実と違うように振る舞うことは自分にとって何のメリットもないし、心にとっても悪い事だらけである。
元気がないのに、元気に振る舞うのは余計に心が消耗するだけだと思う。
したがって、元気がない。やる気がどうしても出ないというときは自然に任せて静かに過ごすことが一番だと思う。
心が疲れているというシグナルだと思ったほうが良い。疲れている時には休む以外に道はない。余計なことを考えずとにかく今は休め。
2.自己啓発の動画や本やポジティブな言葉を無理に聞くこと。
自己啓発やポジティブは言葉で自分に暗示をかける方法もあるが、これも正直良くない。なぜなら、自然の摂理に逆らうことになるから。例えていうなら、寝不足でカフェインを摂取する、筋トレで傷んだ筋肉を修復するためたくさんプロテインを摂る、関節の修復にグルコサミンを摂るなどと同じ行為である。
どれもその場しのぎの解決にはなるが、根本的な解決には至らない。むしろ逆効果になることのほうが多いだろう。
寝不足は睡眠によって解消すべきだし、筋トレでの超回復は休養と栄養補給のセットによって修復すべきである。それに関節痛に関しても根本的原因の、肉体的な消耗を改善しない限りは解決にはならない。
したがって、そういった自分を騙すような行為は長い目で見た時にマイナスに働く。やる気がない、無気力だと感じたら静かに受け入れ身体も心も休めよう、それが一番の近道だと思う。
3.自分を責めたり、弱いと思うこと。
やる気がない自分。
無気力な自分。
毎日すると決めたことができない自分。
そんな自分を責める必要は全くないということだ。
なぜなら、人間だからだ。理由がなくても気分が落ち込んだり、やる気が、なくなったり、無気力に、なったりすることは当たり前にある。
例え自分を責めて、無理やり奮い立たせたところで何も解決しない。それにやる気がなくなったり、無気力になるからと言って自分が弱いこともない。そんな風に考える周囲の人がいたら、その人たちが偏った考えなのである。
したがって、自分を責めずに自然に振る舞うのが一番良いと思っているし、実際にベストな対応だと思う。
それにやる気がなくても、無気力だろうと何も恥じることはないし、悪いことでもない。生物として正しい在り方だと思う。
③やる気がないのも、やる気マンマンもずっとは続かない。
冷静に考えてみると、人生の中で「やる気マンマン、みなぎる」や「やる気がない、でない。無気力。」の両方ともがずっと続くことはない。多分それについては私だけではないはずだ。
やる気については、天候や季節や株式市場、人生と同じだと思うようにしている。
晴れの日、雨の日、雪の日、台風。
暑い時期、寒い時期、心地よい時期。
大暴騰、大暴落、横ばい。
何をしても上手くいく、何をしても裏目に出る。
そんなことを気にしても仕方ないし、実際に上記の内容で落ち込んだりしてる人もいないはずだ。
やる気というものは、そういった類のものだと理解すれば気にすることもなくなるはずだ。自分でコントロールできないものを気にしても仕方ないのだ。
④やる気がなくてやめても再開すればそれで良い。
やめても再開すればいい。
それだけ。
やめたからといってゼロになることなどほとんどないだろう。スポーツでも勉強でもゲームでも何でも基本は積み重ねである。
やる気がない。
無気力だ。
やめよう。
それでいいと思う。
また、元気になれば再開すればいいんだから。
私が大事だと思うのは再開することだ。
再開さえすればいずれは自分が目指すところに到達できると思う。(目標によるが。)
いずれにせよ再開して経験を積み上げることは自分にとってはプラスである。
補足 うつの症状の治療期間の平均について
「やる気がない」
「無気力だ」
というのと「うつ」というのは違うかもしれないが、症状の方向性としては同じではないだろうか。(医師でもないので勝手な感想だが)
そこで「うつ」の平均的に治療期間を調べてみた。
出典 治療と向き合うためには | はたらくこと | うつ、ここから晴れ | 武田薬品工業 ルンドベック・ジャパン株式会社
個人差は当然あるが、半年~程度であることがわかる。これを見ると心の治療というのは、私たち素人が想像しているよりも時間がかかることが見えてくる。(私の感覚としては1ヶ月ぐらいで良くなると思っていた。多分1ヶ月~3ヶ月ぐらいの感覚を持っている人は多いのではないだろうか)
この事実から私が言いたいことは一つだ。
それは、やる気といった「モノ」は心の動きだ。
だから、簡単に自分や他人がどうこう出来るようなものでもないし、心にダメージを受けていた場合(軽い場合でも)2~3日安静にしたところで元気になどなれないのだ。この「うつ」という症状を考えれば自然である。
だから1週間やる気が出ないなど当たり前であり、私たちは休むしかないのだ。私のように会社員なら、日々の多忙すぎる業務に上司のハラスメント、主婦なら、友達関係や育児ストレスもあるだろう。学生の場合は受験ストレスに友人関係もある。誰にでもストレスはある。
それに、当ブログで紹介しているように自然に何もせずに休んでも、一向に「元気になれない」「やる気がでない」「無気力だ」と感じる人は心の専門の医師に相談することも一つの選択だと思う。相談することにはリスクはない。何もなければそれで良いではないか。心の病気は自分が弱いわけでもない、時には静かなところで心の声を聴いて欲しい。
もしかすると、自分では疲れているだけだと思っていても心には大きなダメージがあるのかもしれない。ちょっと「気持ちが不安定だな」「イライラするな」と感じたら一度専門の医師に相談するべきなのかもしれない。かけがえのない大切な自分の体を守れるのは、自分しかいないのだ。
・眠れない。
・食欲不振になる。
・だるい。疲れる。
・イライラする。怒りっぽくなる。