【30代パパの妻・子供のための生命保険】収入保障保険の一択でいいと思っている。
そもそも生命保険は子供がいない家庭の場合は、不要だと私は思っている。なぜならどちらかが亡くなった場合、単純に独身(経済的には)になるだけである。
今日は私のように結婚して子供のいる夫婦への生命保険について書いていく。その中でも私が加入している収入保障保険について深堀していく。
・子供が小さく配偶者(妻)が働けないなら収入保障保険が最適。
・厚生年金加入者には遺族年金がある。
- ①生命保険代は月に5000円以上だと見直してみては?
- ②収入保障保険で子供の教育費や養育費に備える。
- ③一般のサラリーマンは厚生年金(遺族年金)に加入しているので過度な生命保険は不要。
- ④我が家の収入保障保険のモデルケース。
①生命保険代は月に5000円以上だと見直してみては?
「1万円払ってます!」
5000円以上払っている方、一度保険を見直してみてはどうでしょう?なぜなら、一般のサラリーマン(厚生保険加入者)には残された家族に対する手厚い遺族年金という年金がかけられているからだ。(自営業の方は別。)
それに、がん保険や医療保険などの保険も本当に入る必要があるかも疑問である。なぜなら、健康保険の中には高額療養費制度というものがあるからだ。
上記の通り、年収によって医療費に関しても上限が違うがおおむね平均的なサラリーマンの場合、月の医療費が9万円を超えた分に関しては返ってくる。そのため医療費に関して月に何百万も支払うことはない。
なので治療を目的にした場合の医療保険は不要であると私は考えている。あえて必要なケースを考えると私の中では3つあると思っている。
これらに当てはまる方は医療保険を考えても良いと思うが、それ以外の人は不要だと思う。貯金がほとんどないという人は、そもそも保険の加入の前に家計を見直したほうがよい。(余計なお世話かもしれないが。)
がん保険に関しても同じである。なにやら保険会社の話やCMなどで過剰にアピールして不安を煽ってくるが、決して保険会社は私たちの「がん」を完治させてなどくれないのだ。
ただ「がん」になったときにお金を支払ってくれるということだけである。私もそうだし、他の人も同じだと思うが、がんになったときにほしいのは「お金」ではなく。がんが「完治」することである。そこを勘違いしてはならない。
がん保険では「がん」は完治しないのである。完治するような保険があるならば多額のお金を支払ってでも加入すべきである。
私の意見ではあるが、健康保険の加入している方で加入する必要のある生命保険は、せいぜい子供が小さく配偶者が働きにでれない間を保障してくれる収入保障保険ぐらいだと思う。(これは次で説明する)
独身者や子供のいないOR成人している夫婦の場合は十分な貯金があるならば生命保険すらいらないと私は思う。月々に高額な支払いをするぐらいなら、その金額を貯金かVT(全世界株)VOO(米国株)ETFに積み立て投資した方がよっぽど家族にとっても自分にとっても有益であると思う。
②収入保障保険で子供の教育費や養育費に備える。
保険内容。
保険期間 60歳
保険金額 10万
たとえば、上記プランで35歳で亡くなった場合。
月額 10万円を配偶者が60歳になるまで受け取ることができる。簡単にするとそういう保険。
万が一の備え。
残された家族にせめて保険だけでも。
といったもっともらしい台詞で判断を鈍らせてはならない。なぜなら、保険販売員は保険を売ることで給料が貰えるからだ。そんな利益が相反しているような状態でまともな関係など築けるはずもないし、お客に対して本当にお得なプランを案内できるはずもない。販売員が案内するのは会社にとってお得なプランだからだ。
したがって、自分に本当に必要な生命保険は自分で調べて見つけるしかない。
ただ私のように通常のサラリーマンで既婚、子持ちの場合は「収入保障保険」で不足している生活費は補えると思う。万が一の備えは収入保障保険だけで大丈夫だと私は思う。保険料を最低限にして後は貯蓄や投資に回すことのほうが家族にとってはプラスであると私は思う。(貯蓄した分も配偶者に相続できるから)
遺族年金+収入保障保険(金額は自分で設定)
この二つの手厚い保険に家族を委ねてもいいのではないかと私は思っている。
③一般のサラリーマンは厚生年金(遺族年金)に加入しているので過度な生命保険は不要。
サラリーマン(社会保険加入者)の場合、何もしていなくても手厚い生命保険に加入しているのだ。厚生年金といえば、ほとんど方は定年後の年金のイメージ
しかないと思うが、実は現役時にでも手厚い保障で被保険者は守られているのである。
上記年金は残された家族(18歳以下の子供のいる家庭)に手厚い保障内容になっている。簡単に説明すると配偶者一人(妻)、子供一人(18歳以下)の家庭には月額12~13万程度支払われるという年金。それが子供が18歳になるまで支払われるのだから立派な生命保険である。(まあ他にもいろいろな条件があるが)
非常に手厚い年金である。残された家族の助けになる。
したがって、社会保険の加入者であるサラリーマンの方は、この遺族年金を考慮して生命保険を検討すれば良い。恐らく10万円程度支払われるなら、少し生命保険払いすぎていたという人も出てくると思う。
実際私がそうだった。しかも、旦那(私)が亡くなるのだから大幅に生活費の支出もカットできることも忘れてはならない。大人一人の支出(車、スマホなど)をカット出来れば10万円ぐらいすぐに浮いてくるはず。
④我が家の収入保障保険のモデルケース。
したがって収入保障保険の必要額は10万円程度になる。
(ちなみに我が家の場合は、夫婦とも物欲がなく貯金がそこそこ出来ているのでギリギリで計算している。不足分は貯金から取り崩すというイメージ。これが貯金をほとんどしていない家庭だと収入保障金額も15万ぐらいあげる必要があるだろう。これは個々の家庭の財政状態による)
そのため、以前に加入していた月20万円支払われる収入保障保険を見直し、10万円分に加入しなおした。
それだけでも月に7000円程度支払っていたのを、1500円程度に抑えることができた。月々5500円程度の節約である。月に5000円余分に稼ごうと思ったらアルバイトで働いていると一日の労働分である(4~5時間労働)これはとても大きい。それに最近の不景気だと定期昇給で5000円も上がることは稀だろう。(特に中小企業なら尚更。)
保険の見直しは、家庭の環境、固定費、支出、貯蓄状況などによって全く異なるのでいざ自分で保険を見直す際には、家計簿で数字を明確化して、稼ぎ手が亡くなったときの家計をシミュレーションしてみて見直せば良いと思う。
また子供の年齢が上がり、配偶者(妻)がパートに従事できるようになれば必要な保険金額も減ってくるはず。それに子供もアルバイトなどが出来る年齢に到達すれば収入保障保険もいらなくなるかもしれない。
したがって、定期的に保険は見直すべきである。子供の進学や卒業といった場面で考えるのもいいかもしれない。
ちなみに一家の大黒柱がなくなったときの支出などの記事