【30代会社員パパのお金の悩み】貯蓄と支出・消費のバランス。節約しすぎも人生を楽しめない。
資産運用をはじめたばかりで陥りやすいことがある。
それは将来のことを考えすぎて、今を犠牲にしてしまうことだ。
具体的にはケチケチ・節約人間になってしまうことだ。
これは資産運用で人生を豊かに幸せにするというコンセプトからはずれてしまう。
今日は資産運用の貯蓄と消費のバランスに関して書いていく
①【貯蓄と支出・消費のバランス】人生・生活を豊かにする。
貯めること、つかうことのバランスをとりながら資産運用することで人生はより豊かになる。
将来のために今を犠牲にするのも良くない。
だからといって今を優先させすぎて将来について何も考えないのも良くない。
大事なことはバランスだと思う。
そこを上手く実現させるのがインデックス投資だと思っている。
ちなみに私は全世界株ETF推しだ。
インデックス投資での配当金と少しの取り崩し金額で今の生活を豊かにして、将来も資産運用することで準備することができる。
インデックス投資の出口戦略を上手く利用すれば実現できると思う。
②将来のお金は大事だが節約しすぎても人生を楽しむことができない。
お金は大事だ。
贅沢を求めたらお金はいくらあっても足りない。
でも節約、倹約ばかりの生活も楽しくない。
なんでもかんでも節約・節約・節約だと心も貧しくなってしまう。
それは人生の目的でもないし、私の望む理想の姿でもない。
人生のためにお金があるのであって、お金のための人生であってはならない。
お金は手段であり目的ではない。
日々の生活費や水道光熱費などを過剰に節約してもたかが金額は知れている。
リターンも少ないのに心に与える負担やダメージは非常に大きなものになる。
そんな日々の生活費を節約する前にするべきことがある。
それは固定費の削減だ。
・車代
・生命保険代
・保険代
・交遊費
これらを見直せば簡単に月に数万円の節約が可能になる。何百円~何千円の節約を頑張るぐらいならさきに上げたことを頑張った方がよほど効果は高い。
食費や水道光熱費の節約はおすすめできない。
無駄に使っているのなら見直す必要があるが、過度な節約には慎重になったほうが良い。
やりすぎると必ず生活が貧相になり心も貧しくなってしまう。
③人生や生活を豊かにする資産運用の戦略について。
私の資産運用の目的は、今の生活を豊かにしながら、将来の生活に備えるというコンセプトだ。
資産の増大だけを考えると、とにかく全てのお金を投資することが効率的だが、それでは今の生活は豊かにはなれない。
私は配当金は基本的に使うようにしている。
ETFや個別株からもらえる配当金も基本的には使うようにしている。
確かに将来のリターンだけを考えれば配当金を再投資することが最適だ。
それでは今の生活は一向に豊かにならない。
ただでさえ、サラリーマンという理不尽を忍耐で乗り切るような日々を送っているのに、さらに配当金まで再投資なんてことになると苦行を上塗りしているようなものである。(通帳や証券会社の金額が増えることが幸せな人はそれで良いと思うがほとんどの人はそうではないと思う。)
したがって、私はETFや個別株の配当金は意識的に生活を豊かに楽しくするために使うようにしている。
ちなみに私が推しているETFはこれだ!
ちなみにその時、使う予定などがない時は使わずに現金で保有している。
貯めて金額を大きくしてお金を気にせずにディズニーランドで豪遊するのもいいかもしれない。
意識的に使うことが大事なだけなので何に使うかは本人の自由だ。
ちなみに私がメインで投資している全世界株ETFは配当利回りが1~2%程度。
1000万円投資したら10万~20万程度、月額だと1万円程度となる。
この額だと生活が豊かになった感覚は薄い。
大体月額3万~5万ぐらいの収入が増えれば生活は相当豊かになる。
不労所得のありがたみを実感できる。
【途中の出口戦略】運用している資産も年間1%~2%取り崩すようにしている。
インデックス投資の出口戦略を私なりに応用して、現在の生活を豊かにするように工夫している。
インデックス投資の出口戦略の詳細。
トリニティスタディの研究結果。
上記を見てわかることは、いずれの結果でも3%の取崩の場合には資産が枯渇する可能性は0であるということ。
それと理論上は債券50%以上の方が資産の生存確率が高いのがわかる。
ちなみに私は100%株式推しだ。債券よりも現金を好むように思う。
高配当株ETFなどに投資しているのなら配当金を使って今の生活を豊かにすれば良いが、インデックスの場合は配当金が少ないので、少しだけ取り崩して使っている。
私が実際にしている方法は投資金額の1%~2%を年間取り崩す方法である。
株価の好調時で今回のコロナショック後のような株価急回復場面だと、3月、6月、9月、12月の計4回総額の0.5%現金にして生活を豊かにするお金としている。
また、リーマンショック後のような暴落相場が長らく続く場合、持っているETFが大きく値下がりしている、値上がりしていない状態であれば資産のダメージを減らすために0.5%取り崩すところを0.25%にするなどして調整している。
インデックスの出口戦略でも説明があるが、相場低迷時には取り崩す金額を抑えた方が、わたしたちの資産は長生きするという事実がある。
いずれにせよ、研究結果では年間3%の取り崩しでは30年後に資産が0になっている可能性はないとのこと。
私はそこからさらに、資産の保全を考え取り崩しを上限2%に設定している。(それに私のような現役世代の場合は、毎月少しづつ資金を投入することができる。そうなれば資産が枯渇する可能性はさらに減る)
だからといって資産が枯渇しないかどうかの未来はわからないが、過去の株式のリターンが今後も続くことを前提に考えれば資産は増え続けると思っている。
複利の力を心から信じている。
資産運用しているお金で、今の生活が少しでも豊かになっていることを実感できれば、モチベーションも高まる。
小金持ちになるために、そこまで今の人生を犠牲にすることはない。
小金持ちになることが目的ではないということを意識してもらいたい。
なぜなら、お金のこと、資産運用のことを考えていると、今の生活を犠牲にしてしまうことがある。(私も当然ある。)
加えて、私が推奨しているインデックス投資では小金持ちになることはできるが、お金持ちや大金持ちになることは難しい。
インデックス投資というのはそういった手法なのだ。
今の生活を犠牲にしたからといって、将来がそこまで明るくなるとは限らない。
たとえば、子どもが小さい内にしか出来ないこと、親が若くて肉体的に元気な時の方が楽しめることを後回しにして将来の資産運用のために、今を我慢することは本末転倒である。
子どもが小さい内には、子どもが望むのであればアンパンマンミュージアムや東京ディズニーランド、USJなどの施設に多額のお金を払ってでも私はつれていってあげたい。(子どもが望まないのなら不要だが)
これらを資産が大きくなる30年後などに連れていっても子どもは喜ばないだろうし、行かないかもしれない。20歳以上になって、親とアンパンマンミュージアムにはいかないだろう。
もしかすると、ケチな生活をしすぎたせいで子供と不仲になっているかもしれない。
それに親も30歳ぐらいだと身体の無理もきくのでハードな旅行なども出来るだろうが、60~70歳になれば、どうしてもハードなプランや激しいスポーツなどは現実的に出来なくなる。
今は教育費などでお金がかかるから、スポーツで高みを目指すのは老後にしよう。
お金が貯まってからスポーツジムや習い事をして極めよう!
言葉にすると、おかしなことに気づくがこのような行動をとっている人は多い。
したがって、お金のことだけを考えて今現在を犠牲にすることは人生をハッピーには出来ない。(これは個人の価値観でもあるが)資産運用は将来も幸せにして、今も豊かにできること理想である。
そのためにはバランスが重要である。
小金持ちにはなりたいが今の生活を犠牲にしてまでなる必要はないし、きちんと積み立てていればなれると確信している。