【米国株最強!】迷える投資家必見!米国一択!全世界株否定派の意見。
今回は、米国株一択派の意見。
米国最強!米国株こそが投資成功の大原則!という意見を全世界株派である私の意見を交えながらブログを書いていく。
結論としては、全世界株派の私から見ても「米国株投資」というのは優れているということ。
- 【米国株最強】未来も明るいから米国一択理由。
- 【米国株一択】米国は世界の覇権を握る。
- 【何を買う?】米国株一択ならどれを選ぶ。
- 【高配当株投資】米国株こそが優れている。
- まとめ 米国株はやっぱり魅力がある。
【米国株最強】未来も明るいから米国一択理由。
過去のデータ、将来の見通しで判断しても、やっぱり米国投資が心強い。
そんな理由を深堀していく。
【GDP世界最大】今後も成長を継続する。
米国はGDPも世界最大。
GDP=国の経済力の目安として用いられる。
チャートを見てわかるが米国の強さがわかる。
当然GDPの成長だけが株価の成長に直結するわけではないが、株価にプラスであることは事実。
中国も追随して伸びているが、過去の安定感を見ると米国がやっぱり強い。
この後にも説明するが、こういった国の力強さを表す様々な指標が、米国は優れている。
国として、総合的に優れていると言わざる得ない。
全世界株派であり、全世界株推しの私が見ても、やはり米国の強さ、バランスの良さは肯定するしかない。
米国強し!!
【人口増加】2100年までは増加傾向にある。
人口についても米国は力強い。
ご覧の通り、2100年には4億人に達するほどの勢いだ。
先進国で人口が増加しているのは、米国だけであることを考えると、グローバルな視点で見ても米国が魅力的な国であることは疑う余地はない。
経済というのは人の流れだ。
それが止めどなく流れているのは、経済が強い証拠だ。
確かに人口だけが経済に株価に直接影響するかと問われると、そうではないが、重要な要素であることは間違いない。
人口増加の面で見ても、米国が力強いことは事実だ。
【GAFAM】今をときめく企業も米国だ。
GAFAMも全て米国の企業だ。
まさに、革命や世界の覇権を握る巨大企業は全て米国だ。
これについても特に反論の余地は見あたらない。
せいぜい私のような全世界株派の反論として、これからも「GAFAM」が繁栄を続けるとは限らないでしょう。
ただ「GAFAM」を凌ぐ企業が米国以外から誕生するような未来予想図も描けないのも事実。それに最早「GAFAM」はハイテク企業ではなく私たち世界のインフラ企業といえる。
やはり「米国は最強だ!」
【米国株一択】米国は世界の覇権を握る。
米国こそが世界の覇権を握る。
だから、世界は米国にかかっている。
つまり、米国にさえ投資していれば良い。
そういった、米国派の意見を深堀してみよう。
【米国はグローバル】世界の成長も全て取り込む。
米国以外の国が成長しても、米国のサービスを使用するから、世界の成長は米国にもプラスであり、世界と一緒に米国も成長するというのが米国最強派の意見だ。
全く、反論もできないほどの素晴らしい意見だ。
たとえば、中国、インド、アフリカなどの人口の多い国が経済発展をした場合、確実に米国の花形企業の「GAFAM」のサービスを使う。
そうすると、米国も同時に成長する。
したがって、米国株さえ抑えておけば米国だけでなく、世界の成長も取り込めるという答えにもなる。
そうなると、わざわざ全世界株投資をする必要もないでしょうという意見も頷ける。
こう言われると、全世界株投資家の私でも言葉に詰まるほどである。米国というのは、それほどまでに素晴らしい投資先なのだ。
【新興国は危険】余計なリスクは必要ない。
新興国の政治リスク、通貨リスク、経済リスクなどの余計なリスクは不要だ。
米国はそういったリスクを全てクリアしてきているし、今後も何らかの試練があっても乗り越える力を持っている。
だから、わざわざ不安定な新興国に投資するような必要はない。
ここ最近で露見したリスクは、中国政府が営利目的の学習塾設立を禁止する規則を発表。
このような規制は、資本主義や先進国では考えられない。今まで当たり前にしてきたビジネスが、国の方針・意向で非営利団体にすることを命じられるのである。
恐ろしいことだ、発表後の教育関連の株価の急落ぶりも凄まじい。
学習塾の株価チャート確認してみよう。
【ガオトゥー・テックエデュ(GOTU)】
【TALエデュケーション(TAL)】
共産党が支配する中国の投資する難しさが浮き彫りになった。
もし私たちが個別株投資家であって、この個別株に手を出していたらと考えると、身の毛もよだつ思いだ。
個別株というのは、確かにリターンも高いがよくよく注意しないと、こういった落とし穴も存在していることも理解せねばならない。
したがって、こういったリスクを負ってまで新興国に投資する必要などない。というのが米国一択派の信念だ。
確かに合理的な判断といえる。
【驚異的なリターン】安心・安定の米国株。
過去のリターンを確認しても、米国株は驚異的だと言える。
日経平均と比較したときの違いは一目瞭然だ。
他の国と比較しても大差はない。
長期的(20年以上)に見れば、やはり米国株の力強さが目立つ。
したがって、米国株最強という意見は事実だと言える。
【何を買う?】米国株一択ならどれを選ぶ。
米国を信じて投資することが決まったなら、何を買うのが良いのか?どれを選ぶのか?
そのように思うのは不思議なことではない。
いろいろ、選ぶ商品はあるが、その中でも特に私が勧めている商品を紹介する。
内容としては「インデックス型」か「高配当株」かどちらかを選択することになる。
ただ、どれも「右肩上がり」で伸びているので長期で保有した場合には、報われる結果と予測する。
強いて選ぶのなら、キャピタルゲイン重視(値上がり益重視)ならインデックス、 インカムゲイン(配当益)とキャピタルゲイン(値上がり益)狙いなら高配当というところだろうか。
【具体的銘柄】求めるものによって選ぶものも変わる。
米国のETFは優秀なものばかりだ、後は個人の求めるものに合わせて、インデックスを選ぶか、高配当株投資を選ぶかに分かれてくる。
米国インデックスの王道ETF「VOO」「VTI」など
※米国インデックス型のETF、投資信託は多数あるので「VOO 」「VTI」だけが優れているわけではない。
S&P500指数連動(代表的な米国株インデックス)
米国の代表的な銘柄500社。
世界を席巻する企業の投資家になりたいのなら、インデックス投資で決まりだと思う。
キャピタルゲイン(値上がり益)の追求をするならば、S&P500連動のインデックスで決まりだと思う。(SRY、IVV、VOO、VTIなど)
凄まじい角度で登っているチャートだ。
値上がり益が目で見てわかるほど大きいのがわかる。
積立NISAなどで、コツコツ積み立てるならインデックス投資が最適だ。
それに、積立NISAの場合インデックス投資以外の場合、対象とならないことも多い。
したがって、積立を選択する場合はインデックス投資が最適だ。
私が推す高配当株投資の王道ETF「VYM」
VYM (財務健全性の高い米国株の400社)
などなど世界に名だたる企業ばかりだ。
そのため、安定的な配当を得ながら企業の成長も享受できるので、キャピタルゲインにも大きな期待ができる。
高配当株投資を安心して行いたい人や、ETFを一本に絞りたい人には最適なETFだと言える。
ただ、インデックス投資とは違い、毎月積み立てる投資にはやや不向きかもしれない。積立がダメというわけではない。
余剰資金やインデックス投資の傍らで、逆張りや暴落時での一括投資の方が向いているように個人的に は思う。
この銘柄ならキャピタルゲインとインカムゲインの両方をバランスよく得ることができる。
今の生活と、未来の生活の両方を豊かにしたい人向けの優秀なETFだ。
高配当株ETFといえば「VYM」と言えるほど優秀な商品だと思う。
「VYM」の配当金の推移。
ご覧の通り、毎年増配をしている。
おおむね7年で配当金が2倍になっている。
つまり、2011年に3%の配当利回りで購入して保有を続けたら、2018年には元本の配当利回りで計算すると、配当利回りが6%を超えることになる。
※実際には値上がり益もあるため配当利回りは、おおむね3%前後で推移している。
したがって、「VYM」はキャピタルゲイン(値上がり益)とインカムゲイン(配当益)の両方を享受できる理想的なETFと私は思っている。
「SPYD」配当利回りを追求したETF
SPYD(S&P500銘柄の中の上位80銘柄に均等配分で組み入れ)
特徴としては、珍しい均等配分(1.25%)での組み入れだ。そのため私たち日本に住んでいる人には馴染みのない企業ばかりだ。
だが、S&P500に選ばれる会社というのは、米国を代表する会社しかないことを考えると、私たちが「知らない」という問題など小さいことだと私は考えている。
SPYDの配当金の推移。
ご覧になればわかるが、配当金については横ばい傾向なのがわかる。(期間が5年程度と短いので正確ではないが)
長期保有を考えた場合は、VYMのほうに軍配が上がると個人的に思っている。
だが配当利回りが5%近くあるので、今の生活を重視する人には最適な場合もあるだろう。
個人的には、積立NISAやコツコツ積み立てるようなETFではないと思っている。
平時から25$になったら購入するというように、逆張りしておくようなETFだと思っている。
SPYDはインデックス投資のスパイスに仕込むもので、ポートフォリオの中核には不向きかなと私は思っている。
株価の安いときに仕込めれば、大きな値上がり益も期待できる。おもしろい銘柄であることは事実だ。
購入タイミングとしては、余裕資金で、いつくるかわからない大暴落時に仕込めば面白い結果になると思う。
・暴落がいつくるかわからない。
・株価の底は後にならないとわからない。
・積立型の投資には不向きだ思う。
いつくるかわからないような大暴落のために、資産の大半を眠らせておくなんてことは、個人投資家には無理な話だ。
ただ、コロナショックのような大暴落時に25$ぐらいで仕込めば配当利回りが6%~7%ぐらいの計算になるのでお宝ETFになる。
代表的な米国企業の80社で集まりで、この配当利回りは驚異的だ。
したがって、SPYDはポートフォリオのスパイスとして利用すると面白いと私は考えている。
【高配当株投資】米国株こそが優れている。
もし、高配当株投資を中心にポートフォリオを組みたいなら、米国株の投資が現状では最適だ。
国の成長性や、高配当ETFの種類などを比較しても、やはり米国が最良であることは間違いない。
たとえば、日本株で高配当株投資をしようとすると、満足のいく商品がないのが事実だ。
一番の理由は「国の成長性」だ。
国の経済が成長していない場、長期的に見れば株価が上がっていかない可能性も高くなるし、配当金も増えていかない可能性もある。
そういった理由で、日本株の高配当株ETFを選択するのには慎重にならざる得ない。
いくら高配当株投資は、キャピタルゲイン(値上げ利益)狙いではないとはいえ、株価が右肩下がりに落ちては本末転倒だ。
日本の先行きの経済、人口の減少、高齢者の増加などの材料を総合的に判断すると、株価右肩下がり、横ばいというのも、あながち間違っていないとも思う。
他に、全世界株の高配当株投資も存在しているが(DEW)過去のリターンと配当金の推移を見てみると、特に選ぶほどのものではない。
リターンの部分が優れているならば、私の場合なら、全世界高配当株投資に全額投資だが、残念ながらDEWの株価も配当金も伸びていない。
高配当株投資の場合は、全世界株投資は向いていないのもしれない。成熟企業や巨大企業の多い先進国のほうが高配当企業は優れているのかもしれない。
未来もそうなるとは限らないが、そういった過去のデータもあり、私の中では投資対象から外れている。
そういった意味で、全世界株高配当(DEW)を選ぶなら、米国株高配当投資(VYM)を選んだ方が、リターン・リスクも適正に管理できると思う。
したがって、現状では高配当投資を中心にポートフォリオを組むなら、米国株一択なのが現状だ。
それか上級者向けではあるが、日本株、米国株の高配当の個別株を購入して、オリジナルファンドを自分で作り上げることだと思う。(個人的にはおすすめしない)
まとめ 米国株はやっぱり魅力がある。
私は「全世界株」購入の立場をとっているが、やはり客観的に見ても、米国株というのは力強いし、素晴らしい。
理由としては、米国が素晴らしいことも当然だが、米国市場の法整備、良い商品(ETF)も多い。
たとえば、共産主義の中国のように、急に政府が教育の非営利化などという政治リスクも少ない。(中国株の難しい点の一つ)
米国という世界の覇権を握る国の力、過去のリターン、株式市場の法整備、歴史の深さ、豊富な商品のラインナップ(ETF等)など総合的に評価しても米国株の投資は素晴らしい。
ここまで褒めると・・・
「もう米国で決まりでしょ!」
「米国でいいよね!」
となりそうだが、私はそれでも株式のというか、世界の経済の「不確実性」に賭けている。
やはり、未来は誰にもわからない。
2020年の「コロナショック」など誰が予測できただろうか、過去を振り返れば予測できなかったことなど探せばいくらでもある。
それに、今後も予測できない未来が待ち受けているだろう。
そんな予測できない未来に迷ったり、心配したりするであろう私のチキンハートを予測できるので、私は全世界株に投資している。
全世界株なら、仮に米国よりも中国や他の新興国が成長しても、その成長を取り込むことができるからだ。
どうなるかは誰にもわからない。
ただ、過去と今を見る限りは米国こそが最もリターンが高く、安全な投資先だといえることは確かだ。