毎日の無理な残業にむなしい・悲しみ・焦燥感を感じる内が正常な状態である
バイルです。
残業というのは人によっては残業代がもらえる良い響きなのかもしれませんが私にとっては全く嬉しくない響きです。
➀無理な残業に何か感じているうちが人として普通だと思う。
無理な残業に関しておかしいと感じることが会社、職場を、ホワイトにする原動力だと思います。そういった疑問を持つ人が多ければ多いほど職場の空気は良くなります。
残念ながら私が勤めている会社は、無理な残業を良しとする人たちが多くいます。基本的に私は人の考え方や価値観に対して否定をしないので、その人たちに対して何か物申すことはありませんが、巻き込まれないようにしています。
大きく物事を考えると、サービス残業、休日出勤、持ち帰り残業などが平気な状況も改善しないといけませんが、私の力では現状では改善する方法を思いつきません。
その状況におかしい・不快・不満・悲しみなどの負の感情を持っている内が私は正常な状態
だと思っています。普通に考えればそうですよね。仕事して真面目に働き、社会に貢献することが何故自分の身体、肉体を犠牲にしてまで行うのか?酷い場合にはタダ働きです。しかもその結果、過労死などになっても会社は簡単には認めません。こちらがきちんと過労死を立証する証拠を残していなければ認定されないことが現実です。
ニュースなどでも過労死の認定には何年もかかってやっと認定されています。
②何も感じなくなればそれは異常な状態。
無理な残業やブラックな勤務に対して何も感じなくなるとそれは異常な状態なので私の意見としては注意が必要な状態だといけます。確かにブラックな勤務状況に慣れて何も感じないほうが短期的な視点で考えた場合、精神衛生上楽かもしれません。
ですが、何も感じないからといって安全とは限りません。痛みと同じで辛い状況も慣れているだけで肉体と精神に対する疲労・ダメージは蓄積されていきます。同僚にも14時間や15時間働いていても平気だという人がいますが、それは感覚がマヒしているだけで静かに身体を蝕んでいます。私も経験がありますが月に残業が100時間していると自分の健康状態を心配する余裕なんてありません。仕事と家の往復です。慢性的な睡眠不足で日中は常に眠たいという状態です。何も感じないから異常はないという考えは危険であることを私は強く発信します。
③育児に参加できていない罪悪感は正常だと私は思っている。
残業などで連日家に帰るのが遅くて仕事中に家族に対して申し訳ない気持ちになったり、やるせない気持ちになっている内が家事・育児に参加できている状態であると思っています。「仕事だから仕方ないか」「何も感じない」と思ったりするようになれば恐らく家事・育児は知らないだけでママが大部分を負担している状態だと思います。
恐らく世の中のママも仕事が大変であることは理解しているので、余程のことがない限りが家事・育児を手伝え!!といった怒りの声を上げることはないと思います。怒りの声を上げてきた場合は相当なストレスを抱えどうしようもないときだと思っています。
家事・育児がママ1人で出来るならば問題ないと思いますが、家事・育児を数日ですが担当したことがある私からすると到底1人でこなせるとは思えませんし、一般論でも1人では無理という意見のほうが多数だと思います。
なので、家事・育児を疎かにしてしまっているという感覚は常の持っておくことが大事であると私は思っています。(疎かになってしまうのは現実では仕方がないと私は思います。働き方改革といっても毎日定時で退社出来る会社というのは少ないと思います)
④その気持ちが、職場を家庭を救うことになると思っている。
残業が嫌だ!
もっと早く帰って家族との時間がほしい!
最近家事・育児が出来てないな・・
といった気持ちが職場の効率化、家庭への配慮に繋がると私は感じています。部署の全員(多数)がそのように考えれば長い目で見ると少しづつでも定時退社に近づくと思いますし、家事ができていないな・・と思っていれば自然とママや子供に対して労い優しい気持ちになると思います。優しい気持ちで接するのと、仕事で疲れているのに家事・育児なんかできるかと思って接するのとでは全く違う対応になると思います。
たった少しの気持ちの違いで長い目で見た場合、家庭でも職場でもまるで違う結果になると思います。どうしても私は負の感情に支配されやすいので意識的にそういった前向きな気持ち、感謝の気持ちを持つように心がけています。どうしても無理な場合には、とにかく会話を無難に避けて寝るようにしています。とにかくたっぷり寝れば気持ちが落ち着くことも私はあります。(個人差はあると思いますが・・・)