働きたくねえ社畜パパの子育てと仕事の奮闘記!水面下でセミリタイアを目指す。

子育てと仕事を両立している働きたくない社畜パパです。社畜脱出を願いセミリタイアの実現にも取り組んでいくブログです。

【相容れない関係】社畜(労働者)と飼い主(経営者)は利益相反である。そこに歩み寄りはない。

バイルです。

時が経っても、働きたくない。

これだけは、変わることのないスピリッツ!

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社畜(労働者)と飼い主(経営者)は綺麗に利益相反している。

だから、いつも話が合わない。
それにことあるごとに意見がぶつかりあう。
でも、それは当然である。


時代が変わろうとも、そこは変わらない。
今日はそんな、社畜(労働者)と飼い主(経営者)の関係について私なりの見解を述べたい。

①業績と労働時間の関係について。

 

会社の業績が上がれば、飼い主(経営者)は大喜び。
社会的地位も上がるし、名声も得られる。

さらに懐も潤うので良いことづくめである。

 


一方、社畜(労働者)はどうだろう。
残念ながら、損することの方が多い。

業績が上がれば給与、賞与に反映されるだろうと声があるかもしれない。


だが、そんなものは現実にはない。
断言しよう!利益が倍になっても給与が倍になることなどありはしない!

逆に赤字になっても、給与がマイナスされることもない。

そこが社畜(労働者)の弱みでもあり、強みでもあると私は思う。


業績が上がれれば社畜の場合はそれに伴い労働環境が悪化する。

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1人当たりの労働量が増えていき、結果ブラック勤務を余儀なくされる。

会社の業績が上がれば、上がるほど社畜の労働環境が悪化していくのである。


勿論、業績の向上に比例して、人員やシステムアップを飼い主(経営者)が真摯に取り組んでくれたら問題は解決するが、現実的にはそんなことはない。


より多くの利益を出そうと、飼い主(経営者)は金を出し絞る。

結果、社畜は追いつめられることになる。

その過程で過重労働などの悲惨な状況がつくられる。


すなわち、労働力を提供する最初の段階ですでに、社畜(労働者)と飼い主(経営者)との溝は深いのである。


顧客や取引先から無制限に注文を受けたい飼い主(経営者)と、なるべく少ない仕事で済ませたい社畜(労働者)との戦いはいつまでも続くのである。

シンプルに社畜(労働者)は仕事が増えると困るのである。

②飼い主(経営者)の利益と社畜(労働者)との関係。

 

飼い主(経営者)は利益が増えると大喜び。
社畜(労働者)は利益が増えても何ら変わらず、さらなる強制労働を強いられる。

むしろ利益が出れば、出るほど社畜労働は激化していく。(業績が上向いているため)


社畜の給与を見れば、一目瞭然である。
売り上げ・利益が倍になっても社畜の給料は倍にはならない。


上がるのは年に1回の雀の涙ほどの昇給ぐらいである。それのどこにやりがいを見つけろというのであろうか。私には理解できない。


毎日・毎日サービス残業をひたむきに行い、会社の利益に貢献していても実際に利益を得ているのは、飼い主(経営者)だけである。


社畜には全く利益の還元はなされない。


会社の利益に貢献している社畜と、決められた時間に仕方なく出勤して、決められた時間まで惰性で仕事をしている社畜と同じ給料というのが現実である。


私は自分の命を削り、家庭・家族を犠牲にしてまでやろうなんて思わない。


やはり、飼い主(経営者)と社畜(労働者)はわかりあえることのない、相容れない関係なんだと思う。

そう思ってから少し気持ちは楽である。

 

社畜の福利厚生と労働環境について。

 

会社の福利厚生。
・社員割引。
・行楽地、ホテルの建設。
・ギフト券。
・休憩所の快適化。
・食堂の設置。
・様々なオプション。
・休日の娯楽・イベント。

などなど全てに会社の経費がかかる。
福利厚生を上げると社畜(労働者)は喜ぶし、潤う。

だが、飼い主(経営者)は嬉しくないし、懐も寂しくなる。


お互いの利害が一致しないのだ。

そりゃ永遠にわかりあえないよね・・・

労働環境も同じである。
休日を増やす。
労働時間を減らす。
残業時間を減らす。
必要な設備・人員を揃える。
など社畜(労働者)の快適な状態、クリーンでホワイトな会社になればなるほど、飼い主(経営者)の経費は増える。


いかなる時も、利益相反の関係が飼い主(経営者)と社畜(労働者)である。

つくづく思い知るね。この破綻した関係の怖さを。

④業績低迷の行き着く先は社畜の処分(リストラ)である。

 

人員削減!
要するにクビ(解雇)だな。


業績低迷の終着駅は、社畜の処分(リストラ)である。


綺麗事をいっても仕方ない。
誰でも可能性はある。


飼い主(経営者)も会社を守るために断腸の思いかもしれない。(知らないがね。もしかすると何も感じていないかもしれない。)


でも、リストラというのは他人事ではない。
業績低迷で給与の原資が用意できなければ支払うことはできない。


ないものはないのである。


だから、社畜の処分(リストラ)は必要悪(経営判断)である。

認める気も、理解する気もないがね


でも、私が勤めている会社が今の勢いのまま業績が下がり続けると、現実になる可能性があると思う。

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その辺は誰にもわからないと思うが・・・

⑤飼い慣らされている私の現状について。

 

社畜10年の私の経験を報告しよう。
私が入社した頃は、会社の業績も右肩上がりであり、社内も「イケイケムード」であった。


そのため、ブラック勤務、パワハラモラハラ、セクハラなどあらゆるハラスメントが営業成績次第で許されていた。

とんでもない時代であった・・・・


休みがないのも当たり前であった。
長時間労働(12時間以上)も当然。
早出残業、サービス残業も常識。
休憩時間なし。(上司から明確になしと告げられたこともあった。)
持ち帰り残業もあり。


その時は、業績も好調であったため、そういった明らかなコンプライアンス違反にも意見できない空気であった。


それに、会社が大きく成長しているので、仕事が毎日、毎日山積みでとても処理できない量であったことも事実である。


急成長のため、人の増員、成長が追いつかず1人当たりの労働量が日に日に増えていく状態であった。

今思い出しても過酷である・・・ もう戻りたくないな・・・


会社全体の業績がすこぶる良いので、営業成績が冴えないと上司から数字で責められる毎日であった。


口を開けば、「ノルマ」「ノルマ」の毎日であった。


だが、悲しいかな・・・
給料は上がらなかった・・・
暗い過去である・・・・

 


それでは、現在はどうか?
残念ながら、かつての「黄金時代」は見る影もない。


業績は右肩下がりである。
そのため、短期的に見た場合、社畜にとっては良いこ
ともある。


年々売り上げが下がっているので、かつてのブラック勤務が減ってきているだ。
少し前までは「働き方改革」のおかげかと思っていたが違うことに気づいた。


業績が下がっているので、必然的に仕事の量も減る。
仕事の量が減れば、残業も減る。
残業が減れば、早く帰れるようになる。


社畜にとっては嬉しい限りである。


ただし、長い目で見た場合には会社が成長していないということは飼い主(経営者)、社畜(労働者)にとってマイナスでしかない。


どちらにせよ、給与が劇的に増えることはないので、意識低めな社畜の私は現状でよいがね。


今の願いとしては、業績低下でのリストラや倒産という結果にならなければ良いと思っている薄情な社畜である。

でも、会社だってリストラするんだからお互い様だよね

私の過去から現状はおおむねこんな感じ。

⑥終わらない戦いについて。

 

飼い主(経営者)と社畜(労働者)の戦いは永遠に続く。


そんな無限のラットレースはごめんだ。
時代が変わろうとも不変である。


飼い主(経営者)は、社畜(労働者)がクーデターを起こさない程度に、給与や休暇を与え。


社畜(労働者)は、解雇、懲罰にならない程度に、真面目という仮面を被り労働にいそしむ。

飼い主(経営者)と社畜(労働者)の駆け引きは終わらない。


くだらねえ!
かったるい!
めんどくせえ!


それが私の率直な気持ち。


それに、社内でエリートだの優秀だの、花形部門だのともてはやされたところで何にもならん。


飼い主(経営者)から
勤務地を決められ。
出勤、退勤時間に縛られ。
業務内容を命令され。
おまけに、給与まで翻弄される。


そんな人が「エリート」「優秀」「花形」なわけがない。

笑わせる!
自分の時間も自由にできない状態に誰も憧れたりはしない。(まあ、世の中にはなりたい人もいるらしいが・・・)


つまり、社畜という身分に自由はないということ。
社畜は強制的に「終わりなき戦い」に巻き込まれるのである。


やっぱり「働きたくねえ!!」

⑦だから私は会社に依存しないセミリタイアを目指している。

 

結論として、社畜(労働者)と飼い主(経営者)は、どうあってもわかり合うことはない。

 


お互いの利益が相反していては当然である。
だから、私はセミリタイアを志している。

 


働いていても、会社に依存していない状態。
素敵ではないか。
私はそう思う。


時代が進み、働き方改革などで仕組みが変わっても、根本的な関係はかわらないであろう。


だから、私が飼い主(経営者)から離れることを選ぶということだ。

本当の意味で自立じゃね?と自画自賛している。


まあ、飼い主(経営者)に対して過剰な期待はしていないということは繰り返し断言する。