働きたくねえ社畜パパの子育てと仕事の奮闘記!水面下でセミリタイアを目指す。

子育てと仕事を両立している働きたくない社畜パパです。社畜脱出を願いセミリタイアの実現にも取り組んでいくブログです。

【アーリーリタイアと資産運用の落とし穴】不労所得・投資よりも重要なのは「稼ぐ力」である

アーリーリタイア!
セミリタイア!
不労所得
○○投資!
良い響きである。

だが、そんな甘い情報ばかりに惑わされてはならない。(私も惑わされてばかりであるが・・・)
今日は、巷で人気のリタイアについて私の思っていることを書く。

◆記事で伝えたいこと◆
・稼ぐことが全て。
・金額が大きくなってこそ資産運用は力を発揮する。
セミリタイアで十分幸せだと思う。

 

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①アーリーリタイアのための資産運用の前にすべきこと。

稼ぐ力、収入をうむ力。
とにかく金額だ。
最も必要なのは稼ぐ能力である。
これをリタイアの民は強く意識しなくてはならない。私もリタイアを目指しているので痛感している。いくら節約しようとも、頑張って利回りの高い投資先を模索しようとも、元の金額が少なければ全く意味がない。

資産運用を軌道に乗せるためには、とにかく稼ぐしかない。

金額が大きければ安全な投資先であっても十分なリターンを期待できる。

1.何が何でも稼ぐ能力を磨くこと。

収入を増やす。
これが何よりも大事。
入ってくる量が少なくては結局何もできない。

貯める力、増やす力を鍛え抜いても稼ぐ力が小さければ宝の持ち腐れである。
手取りが15万円であれば、いくら倹約・節約しても限界がある。それに頑張って頑張って月に3万、年に36万貯めたとしても複利の力はそこまで大きく働かない。(複利は金額に比例するからだ。)

したがって、稼ぐ力、収入の金額こそが資産運用の最初ステージであり、必ず通らなければならない関門だ。

 これがなかなか才能がなければ難しいだけどね・・・私には才能がないのだよ。

稼ぐ力を高めた後に、貯める力が重要になってくる。貯める力がないと、稼いだお金を湯水のごとくジャバジャバと使うことになりいっこうにお金が貯まらない。ここのステージで始めて貯める力が重要になってくる。

まずは稼ぐこと!これしかない。

2.稼いだお金を貯める力を研ぎ澄ますこと。

貯めて、貯めて、貯めまくれ!
そして雪だるまのように大きくなった資産を投資せよ!

金額が大きくなれば複利の力はとてつもない力を発揮する

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貯めることは習慣である。セミリタイアを志す人にとって、貯める力というのは必須科目である。それに浪費家は小金持ちにもなれない。小金持ちを目指すのなら必ず貯める力は身につけておかなくてはならない。

自分の収入に見合ったものを購入する自制心を磨くことである。貯めることは技術である。まずは自分の収入と支出を把握することから始めよう。それが出来れば後は貯めて、貯めて、貯めまくるだけである!

※お金を貯めることは、根性論ではなく家計簿管理などのきちんとした方法があるので高みを目指す方はググろう。今の時代いくらでも良い方法がヒットする。

3.世間に出回っている投資情報を鵜呑みにしてはいけない。

セミリタイアなどの良い部分だけを見てはいけない。なぜなら、ほとんどのリタイア系の情報は投資に関して重点を置かれて特集されているからだ、確かにセミリタイアのためには、投資が絶対に必要である。投資をして不労所得を得ることでリタイアを実現することができる。

だが、ここには大きな落とし穴があるのだ。それは、投資の元本が大きくないと投資をしたところでたかが金額は知れているのである。手元に5000万とか1億とかあれば5%利回りの高配当株ETFにでも突っ込んでいれば生活できるが、一般の人でそこまでの資産を持っている人は少ないと思う。

そうなると、やはり大半の人に今必要な能力は「稼ぐ」能力である。とにかく稼ぐ、収入を増やす。それが重要であり、一番の近道である。

とにかく手元の資金を大きくすることが王道であり、近道である。

確かにセミリタイアの終盤では、資産運用が最も重要な位置づけにはなるが、序盤では稼ぐ能力と貯める能力が必要である。

稼ぐ→貯める→増やす

この順番を忘れてはならない。
投資ばかりに目がいく気持ちは痛いほどわかるが、それではいつまで経ってもゴールにはたどりつけない。
私も稼ぐ力を甘く見ていた時期があるので・・・
人のことは言えないが・・・

セミリタイアで良い人がたくさんいると思う。

ほどほどに働き。
ほどほどに生活する。
それだけで満足できる人のほうが多いのではないだろか。完全リタイアは茨の道だが、セミリタイアは段階を分けて考えると誰にでも実現が可能であると私は思う。

1.完全なリタイアを求める必要があるか自問自答。

リタイアという目標を持つと同時に自分がどのリタイアの階層まで到達したいかを自問するといいかもしれない。それによって、実際にどれぐらいの副業での収入が必要なのかもわかってくる。

たとえば、完全なリタイアはハードルが相当高いと思った方が良い。生活資金を全て不労所得で補うわけだから相当な資本が必要だ。

だが、セミリタイアであると割合によっては現実的な道しるべが見えてくる。たとえば、副業で5万円安定的に得られるのであれば、本業の負担を落として身体と心の負担を軽減するといった方法なら夢物語ではない。

今までの毎日残業が2~4時間ある会社から、転職して収入は下がるが定時退勤できる会社にいくことで遙かに身体と心は楽になる。それに生活の幸福度も増すだろう。収入を減るという現実を副業などでカバーできれば、ホワイトな勤務をするのも無理ではない。

このように、段階を分けて「セミリタイア」を考えれば一気に現実に近づいてくるはずだ。家計簿などで収入と支出を管理しているなら、必要な金額も算出できるはず。

したがって、段階を分けて考えた場合、大半の人は「完全リタイア」を長期間選択することは少ないのではないだろうか。ちなみに私もそうである。

 勝手な私の判断だが、週に3~5日で5時間~8時間(残業なし)ぐらいで満足する人は多いような気がする。

これぐらいの労働環境だと、労働終了後に趣味・やりたいことへの時間・気力も十分にあるだろう。何もなければしなくてもいいし。

狂おしいほど「完全リタイア」を望まない限り、私はほどほどに働き、ほどほどに生活することが幸せではないかと勝手に思っている。

まあ、幸せのモノサシは人によって違うので何とも言えないが。

 

補足:完全なリタイアにはリスクもある。最高の保険の社会保険から抜けることになるからである。社会保険には多種多様な保険内容がある。年金、医療、障害、雇用、労災、介護と非常に幅広い、それに手厚いのだ。それを捨ててしまうのも非常に勿体ないということも理解しておくべきだと私は思う。私としては是非完全リタイアを実行する前に一度社会保険の素晴らしさを理解した上で決定するように推奨している。

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出典 「社会保険」について知っておこう | 業務の教科書

 



2.ちなみに私はセミリタイアで十分である。

完全なリタイアだと多分私はだらけすぎて、筋トレ、家事、育児など何もしなくなると思う。不思議なもので人間時間があると何もしないのである。(私だけかもしれないが。)

だから、私の目指すユートピア(理想郷)は、まあ週に4日程度で5~7時間程度働くような生活かなと予想している。

 今は毎日・毎日、長時間残業と面倒な人間関係にもまれているので完全リタイアしたいが、すぐに飽きると思う。

基本的に労働者として働きながら、程良く身体を動かし、社会にも貢献して生きていく生活が私の理想なのだと思う。そもそも8時間労働で残業があること自体がおかしなことだとは思わないか??

なぜ、残業はあるのに早く退社する制度はないのだろうか?冷静に考えればおかしなことである。

3.仕事が好きな人でもセミリタイアを目指せ!

セミリタイアは選択肢であり、強制でもなんでもない。だから、仕事、労働が好きな人でも目指す価値はある。なぜなら仕事で改革や革命的なことをしようと思えば、サラリーマンの場合必ず上司と駆け引きをすることになる。

たとえば、今の仕事をなくして電子化や外注にするなどを提案した場合、ほとんど却下されるだろう。内容に関わらずだ、理由は人は変化を嫌う生き物だからである。これは、別に上司が悪いとか、良いとかといった小さな話ではなく、変化を嫌うというのは私たち人としての生存本能である、生き残るために今まで行ってきたことと同じことを繰り返そうとするのである。

したがって、基本的に改革をしようと思えば上司や同僚との衝突・トラブルは避けることが出来ない。そうなると、運が悪ければ改革をした人が会社から去る結果にもなる。それに改革全てが成功するとは限らない。むしろ失敗する可能性の方が高いだろう。

そういった可能性を考えると、仕事大好き人間であってもセミリタイアできる財政状態にはしておくべきだと思う。いつ会社解雇になっても良いと覚悟が出来ていれば「背水の陣」のような改革も可能になると思う。

仕事も資産運用の世界と同じだと私は思う。人とのトラブルを避け、解雇にならない程度に無難に真面目に働いていては大きな成果など望めるはずもない。

逆に無計画にリスクをとりすぎると、志(こころざし)なかばで自分は無職に家族は路頭に迷うことになりかねない。

 

そうならないためにも、セミリタイアできる財政状態を目指すのは誰にとっても大事なのではないかと思う。ちなみに私は全く仕事・労働が好きではない。週に4日程度で6~7時間勤務ぐらいが良いかなと思っている。

4.全く興味がなくてもお金のことを考えるというのは大事である。

日常の生活でお金と向き合うことは重要である。なぜなら、お金というのは社会生活には欠かせないものであるからだ。

 私の座右の銘だが「人生はお金ではないが、世の中はお金である。」

お金の使い方で、人を幸せも出来るし、不幸にもできる。そう思うとお金の勉強というのは非常に重要であると私は思う。いくらお金を意識から消そうとしても社会で生きている限りは絶対について回ってくる。

この資本主義の世界で生きている限りはお金とは縁は切れない。そうなると覚悟してお金への向き合い方や、考え方、知識など積極的に学んで自分でお金をコントロールしていったほうが世の中を渡っていくのには有利であると思う。

 世の中金である。

③アーリーリタイア・セミリタイアが一般常識になる世の中になれば良い。

リタイアという言葉が社会に認知され当たり前の選択肢になればよいと思う。別にセミリタイアやアーリーリタイアは社会貢献をしないわけでがない。その点はご理解いただきたいところである。

早期リタイアといってもサラリーマンを辞めるだけで、別に好きなことで事業を立ち上げてもいいし、セミリタイアも無理に働かなくても生活できる状態であるので、絶対に働かないわけではない。働かないときもあるし、猛烈に働くこともあるかもしれない。

したがって、社会貢献でも国に税金を納めるという義務も果たせるというわけである。

話を戻そう。
私が思う描く世界は、学校の授業や進路相談のときに「リタイア志望」という選択肢が当たり前にあることだ。たとえば「リタイア志望」の人は圧倒的に稼ぐ力と貯める力、増やす力が必要になるのでこのような勉強と行動が必要になるというような具体的な返答はあるような世界を望んでいる。

まあ、夢の話ではある。
だが実際に「リタイア」を真剣に考えてみると決して怠け者では到達できない。「リタイア」を達成しようと思えば勤勉でかつ自ら行動を続けた人のみがたどり着ける場所だと思う。

生半可な覚悟では実現できないのである。したがって、社会に認知され一つの選択肢として考えられればきっとスポーツの上達方法のように体系的になると思っている。30年後に期待である。学校卒業後は働くしかないという今の常識がもう少し変わればと願っている。

私の願いとしては、家庭や学校教育、市のパンフレットなどでこういった資料などが当たり前に出てくる世の中になってほしい。学校の教科書にこういった不労所得の内容がのってもよいし、学校の卒業後の副業などの選択肢や必要なスキルなどを紹介してもよいと思う。

 

リタイアメントをするためには、不労所得というのはあった方が断然便利なものである。是非教えてほしいものだ。もしかすると将来私がパイオニアになっているかもしれない。

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出典 不労所得の種類はいくつ?作り方のおすすめ一覧と不労収入を得る方法