働きたくねえ社畜パパの子育てと仕事の奮闘記!水面下でセミリタイアを目指す。

子育てと仕事を両立している働きたくない社畜パパです。社畜脱出を願いセミリタイアの実現にも取り組んでいくブログです。

優しい同僚や物言わぬ人たちに甘えるな!黙っているだけで感じていることは同じである。

バイルです。

ふと仕事をしていて気づいたことを話そう。

 

私も会社に入り10年以上になるので、面接や職場の人の悩み・愚痴を聞くことが多い。その中で私なり感じたことがある。

 

➀怒り・ストレスは誰にでもあることを管理職は忘れてはならない。

 

当たり前のことですが、怒り・ストレスは誰にでもあるということです。

ですが、職場や日々の会話で耳にこんなことを耳にしたことはありませんか?

「〜さんはいつも穏やかですね。」

「〜さんはストレスなさそうですね。」

「〜さんは大人ですね。」

「〜さんは悩みがなさそう」

などというような内容の話はどこでもあると思います。

 

私も上記のようなことを良く言われる人です。

ですが私は声を大にして申し上げたい!!

 

穏やかなことや笑顔であること、怒らないこと=怒り・ストレスがない

といったこととは何ら関係がないということを。

 

確かに私を含めて、職場で大人しい人はいくら機嫌が悪くても、腹が立っていても態度に出すことはあまりありません。

 

ですが、それだけです。

態度に出さないだけで当たり前ですが理不尽なことをされると怒り心頭、イライラします。

 

どんな人でも感じ方は同じです。

 

 

 

ただ、そこからの態度の出し方が違うだけです。

 

②見えている感情がその人の全てではない。

 

怒らない人、大人しい人は基本的に負の感情を表には出してきません。ですが繰り返しますが思うところがないわけではありません。

 

私たちはどうしても見えている態度に引っ張られますが、そこばかりに目がいっていると後に大きなしっぺ返しをくらいます。特に仕事をしていて責任者の立場にある方は注意しておいたほうが良いと思います。

 

大人しい人や優しい人の職場での貢献度は責任者である方は、痛いほどわかっているはずです。どうしても仕事をしていると理不尽な仕事、公平に分配できない仕事が存在します。

 

そういった仕事を何とか我慢して行ってくれるのはこの手の人です。(私もその一人ですが・・)

 

欠かせない存在であることは納得できるでしょう。

 

何度も言いますが、「面倒だな」「何で私が」「嫌だな」「疲れた」という感情を抱いているということは間違いありません。言葉や態度に出さないだけです。

 

③厄介な人は放っておいても誰もが気にするが。大人しい人は放置されている。

 

管理職などの部下を持つすべての人が気にかける必要があるのは、ややこしい人でも危険な人でも目立つ人でも結果を出す優秀な人でもありません。

 

この手の人は放っておいても周囲の人が気を遣いますし私たちも気をつけていると思います。

 

ですが、大人しい人や優しくて文句を言わない人に対しては基本的に気にしていないと思います。この事実が後に大きな出来事に発展する可能性を秘めています。

 

そういった方は我慢して人に迷惑をかけないように日々努力をしてくれている人たちですので注意深くその人の状態を見ておかないとある日突然。

「退職します。一身上の都合です。」

といった悲劇を生むことになります。

 

勿論、一身上の都合とうのは嘘で、我慢に我慢を重ねた結果退職を選択したような状態です。このような素晴らしい人は退職する際にも文句なども言わずに辞めていくことが多いです。

 

これは、管理職でなくても一緒に働く同僚であっても悲しいことだと思います。

実際に私が至らないばかりに(私だけが原因ではないとは思いますが。)退職していった方もいると思います。そんな悲しい出来事は繰り返してはならないと思います。

 

 

④大人しい人に対するケアができるのは経験だけ。

 

そうはいっても知識だけで大人しい人や優しい人の対するケアが出来るわけではありません。薄っぺらい言葉(上辺だけ)の労いの言葉や感謝の言葉を伝えたところですぐに見抜かれてしまいます。

 

管理職として、そのような方の気持ちを理解して心から感謝・労いの言葉をかけるためにはやはり現代の時代には合わないかもしれないかもしれませんが、泥臭い地味な仕事の積み重ねしかないように思います。

 

そういった日々の積み重ねによって全ての仕事に対する感謝・評価をすることができるようになります。

 

私の考えですがビジネスとしての価値は利益・生産性だと思いますが、人が実行している仕事に対しては心だと思っています。

 

利益・生産性だけを評価するのであれば営業の仕事しか誰もしなくなります。

 

そういった人の心の動きを察知して対処出来るようになるのは痛い思いを何度も経験するしかないと思います。そういった失敗を繰り返すことで人の多様な価値観や考え方を受け入れることができ色々な人に対して理解を示すことが出来るようになると思います。

 

 

そういった心からの理解が時には人を救うことにも繋がると思います。

私たちは人に理解してもらえると安心して、自分の存在を認められたと感じます。

 

その気持ちが人を救うことにもなります。

私も過去に救われました。

 

何気ないことなのかもしれませんが、自分のことを認めてくれるという人が1人でもいるとすごく温かい気持ちになり満たされます。

 

まあ、一朝一夕には身につかないことではありますが、懸命に人生を生きてきた経験があれば行動や話に深みが出ることは間違いありません。

 

 

私もがむしゃらに人生を謳歌して私の言葉や行動が同僚や部下の救いになれるようになりたいと思っています。(かっこつけすぎだとは思いますが・・・)