上司の説教は聞き流せ!真に受けるだけ無駄だ。
バイルです。
私も社会人になり10年以上が経過します。
そうなると、数多くの上司と接しています。
たくさんの上司から指導、説教、叱責を受けてきました。
今日はそんな上司の叱責、説教の話についてのお話です。
①部下に愛を持って接する上司にはまず出逢えない。
まずは基本的に上司の説教、叱責というのは上司の利益や損害を被らないようにする内容が含まれています。
こんな話をすると
「いや!○○監督、○○先生は違う!」といった声が聞こえてくると思いますが、それは有名な人やテレビなどで紹介される名監督、エリート先生です。
通常そのような人に私たちは巡り会うことはありません。基本的にそのような天性の才能を持った指導者は会社だと即昇進して上に行ってしまいます。
そのため、直属の上司として関わることはまずありません。
出逢えないから名監督。傍にいる人は凡人の監督。
という事は長い間現場の責任者をしているクラスの人は私たちの同じ凡人クラスの人と思って間違いないでしょう。
中には口が上手でさも自分が特別すごい人のように話す人もいますが、騙されてはいけません。
私たちと同じ凡人です。
そもそも、本当に部下を一番に考え、部下を守り、部下を育て、結果を出す上司なのだとしたら10年も経てば社長になっていることでしょう。
そういった理由から基本的に私たちが出逢う上司というのは凡人です。
すごい人に見えたらそれは口がすごく上手いだけです。
②基本的に上司にとって都合の良い説教。
上司が何かに対して執拗に叱責、説教してくる場合にはほぼ上司の利益か損害が隠れています。
それが何なのかを見分けるためには経験と知識が必要になりますが、それについては心配はいりません。
ここでいう経験と知識というのは会社内での意味ですので長年勤めていれば自然に身につきます。
時には人格を否定されたり、存在を否定されている気持ちなるときもあるでしょう。
ですが気にする必要はありません。上司は自分の利害しか考えていないので私たちを傷つけるつもりなど毛頭ありません。
上司の視点で考えてみると上司も生き残るために必死なのです。
そのように考えると、自然と上司の理不尽な要求も受け流せるようになります。
入社した当時は怒り心頭で夜も寝られないこともありましたが、いくら怒り狂ったところで損失を被るのは自分だけなのです。
上司の説教・叱責は話半分で聞いておき、まともな内容の部分だけ聞いて反省して改善するようにすれば良いと思います。
あまり気にすると精神的に病んでしまっては元も子もありません。
③正しいことを説くことは誰でもできる
社会に出て気づいたことがあります。
それは理屈、理論、正論を発言することは知識さえあれば簡単にできることだということです。
何が一番難しいかというと正しいことや必要なことを継続して実行することです。
まさに言うのは簡単、実行するのは難しいとう言葉そのものです。
格好良い言葉は誰でも言えるのです。
でも、実行できる人は僅かな人しかいません。
その部分も見極めることも社会人にとっては重要なのではないかと私は思います。