【薄利多売の限界】行きつく先は、経営者と労働者の共倒れである。付加価値だけが未来をつくる。
社畜パパのバイルです。
何があっても「働きたくない」と思う。
労働意欲が低すぎる社畜パパ。
今日は薄利多売についての話。
薄利多売は、労働環境の悪化を招く。
それに、経営者の目線だと利益も圧迫する。
利益の圧迫は、遅かれ早かれ会社を滅ぼす。
他社との競争もあるので、価格競争はさけられないことも理解できる。
それに、安売りは社畜労働者が被害を被る事になる。
・給与が下げられる。
・リストラにあう。
・長時間労働を矯正される。
だが、他社は下げたから、自社も下げる。
すると他社はもっと下げる。
ならばと対抗して自社も下げる。
終わらない極貧レース。
経営者はより少ない経費で商品・サービスを提供するためコスト削減をする。
すると、安い劣悪な物資を使う。
それに人件費を削るために、社畜(労働者)に対しての締め付けも厳しくなる。
サービス残業の暗黙の強制。
働いている社畜の心も荒れ果てる。
それは、サービスの悪化を意味する。
心が荒んでいて良い仕事ができるはずもない。
だが、遅かれ早かれ薄利多売の競争はこの終着点に行き着く。
価格というのは、どこかで底につく。
サラリーマンなら聞いたことがあると思う。
「損益分岐点」というものだ。
人件費を削れば人は不幸になる。
品質のコストを下げれば顧客にバレる。
いずれは、限界が来て信用・売上げなど全てを失うことになる。
すなわち、長い目で見たときに、経営者と社畜が共に生き残る手段は、今の行っている仕事に「付加価値」をつけるしかないということである。
家なら高品質・機能性も抜群で高価格。
車なら乗り心地抜群、燃費よし。
服なら・・・
という風に良いものを相応の価格で、提供できれば価格競争を第一に考えずにすむ。
これを、ボロ家、ボロ車、ボロ服という安さ勝負に出てしまうと会社はいずれ潰れる。
価格を下げれば、売上げも利益も落ちる。
それにたくさんの量を売らなければならない。
そうなると、社畜(労働者)の負荷も激増する。
やはり、経営者と社畜(労働者)が共に生き残るためには付加価値を高めるしかないと確信している。
働きたくねえーーー
と毎日いっている人間がこんなことを書いても説得力がないと思うが・・・
だって最近私の勤めている会社で、人件費のカットばかりがあるんだもの。
経営者には見えてないかもしれないが、現場で働いている社畜の目には、サービスの低下が手にとるようにわかる。
きっと、何年も前から続いている業績不振はまだまだ止まりそうもない。
人件費、様々なコストカットにも限界がある。
その前に売上げの下げを止めるのが急務であると思う。
まあ私は社畜であるため静かに労働に勤しむとしよう。