働きたくねえ社畜パパの子育てと仕事の奮闘記!水面下でセミリタイアを目指す。

子育てと仕事を両立している働きたくない社畜パパです。社畜脱出を願いセミリタイアの実現にも取り組んでいくブログです。

【日本人の生真面目さを逆手にとる経営者】働き方、サービス残業、出勤時間、休憩時間とってもそうである。

私たち日本人は本当に生真面目である。それ自体は誇らしいことであり今後もそうでありたい。災害時の行動や救急車への協力など世界基準でみても素晴らしいことだ。

その生真面目さが労働者を苦しめている。会社が忙しければ、30分前〜60分前出勤もする(勿論タダ働き)休憩時間も削る。そういった同調圧力があるのも事実である。(経営者の意向を忖度している。)

だがそういった善意溢れる国民性を逆手にとり悪用しているものがいるのも事実。その正体は一部の「経営者」である。

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①始業前の30分前〜60分前出勤や休憩時間の削減。

労働者の出勤時間、残業、休憩時間についても基本的に経営者は扱いが雑である。

(これに当てはまらないのはホワイトな企業に勤めている人だけだろう。)

1、始業時間がアバウトで早くから働いていても良い風土

これもよくあるブラック企業の典型だと思う。始業前の60分前から働く。なぜなら、それぐらい早く出勤しないと作業が終わらないからだ。

例えば、欠員が出たときや繁忙時などに同じ人員でやれと言われたら、早く出勤するか残業するしか手はない。ホワイトカラーのように生産性を向上させることのできる職種、立場なら別なのかもしれないが、基本的なワーカーである労働者にそのような裁量もないし単純作業の場合無理である。

したがって、善意の塊である日本人の大部分は、自分を犠牲にして業務を完遂するのである。最初は今日だけだからと思いやるが、時間の経過とともに早出残業、サービス残業が普通になり自分の首を締める結果になる。

2 休憩時間を削ることもいとわない労働者を都合良くつかう。

休憩時間についてもそうである。忙しいからという理由で休憩時間を削ろうものならそれが普通になり、欠員が出たときや繁忙時は休憩をとらないみたいな空気になるし、時にはそれを求められる。(経営者や出世しか頭にない上司)

それも巧妙に明確に口では言わないやらしさである。生真面目さが忖度してしてしまう行動であるが、それこそ経営者の思う壺である。

これについての過去の記事。

bairunn060012.hatenablog.com

② 経営者も気づいていながら見てみぬふり

先にあげたような労働者の行動を経営者は見て見ぬふりをする。その理由を列挙する。

1、遅刻や残業なら見過ごさないだろう?

遅刻した時、遊び残業をしている労働者を発見したら烈火の如く怒るし、減給及び処分するだろう。だが逆はない。
サービス残業するな!ふざけるな!帰れ!」
「始業時間よりも早くくるな!時間を守れ!」

「社会人なら時間を守るのは当たり前だ!会社のルールを遵守せよ!」

全く、時間厳守!ルール厳守!というのは都合の良い時だけ出てくる言葉である。言われる方は、もっともらしく聞こえるので反論の余地もない


そんなことを言われたことは未だない。ある人は幸運といえるだろう。

せいぜい言ったとしても「サービス残業だめだよ〜」ぐらいの、口先だけである。一応労基が入ったら困るから言っとくかぐらいのものである。

2、本当に知らないというなら現場を叱る資格はないし、経営者として責任をとるべきでは?

ちなみに「知らなかった」は通用しない。いけしゃあしゃあとそんなことを言う経営者がいるが、そんなことは許されない。なぜなら労働者を管理する責任があるからだ。

例えば、親が子供のしたことを「知らない」なんて言えないだろうし、実際に知らなかったとしても開き直ったりなんてできないはずだ。まずは謝罪するなり、話を聞くなり真摯な対応をするはずである。

「知らなかった」なんて返答はあり得ないのである。それがまかり通るのが信じられない。

 

④生真面目な日本人の習性を悪用している。

経営者は物言わぬ日本人の長所を悪用しているとしか思えないのである。なぜなら、そういった自分たちの利益になることには、平気で目をつぶり少しでも不利益になることを労働者がしようものならすぐにルールだの就業規則だのを盾にして管理してくる。

本当に就業規則とかルールというのは使い方によって、悪どいツールになると感じる。

あくどいこの上ない。

サービス残業、早出出勤は経営者の決断一つでなくなる。

何だかんだ言って経営者が本気で、サービス残業と早出残業をなくそうと思ってないからなくならないのである。なぜなら、建前だけで心では社員をボロ雑巾のように使い倒そうと考えているからである。

例えば、遅刻などは強制的に給与から減額されることがほとんどだろう。サービス残業や早出残業に関しても相応のペナルティをつけ取り締まればなくなることは間違いない。というか労働者のSOSを握りつぶしているような状況だから仕方なくサービス残業をしているとうのが現実だろう。

経営者が本気でなくそうと思えば即日改善されるはずだ。

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⑥ 根本的な解決のためには、経済的自由しかない。

いくら正論を叫んでも、労働者の立場が弱いことに変わりはない。そのパワーバランスは揺るがない。経営者に逆らえば何らかの形で労働者は不利益を被ることになる。なぜなら、立場が違うからである。親と子。飼い主と犬ぐらい違う。

1、経営者が変わらない限りは無理な現実。

労働の問題は経営者しかコントロールできない。労働者では無理なのが現実である。結局は会社というのは経営者がつくった利益を生む箱でしかない。支配者は何があろうと経営者である。

2、 副業で収入源を一つにしない保険。

そういった悪環境から抜け出すためには、副業を始め別の収入源を確保しておくことが得策である。そうすることで有事の際に収入を下げて転職することができる。

したがって、副業での収入が多いほど転職の幅が広がるともいえる。なかなか転職して現在の収入を超えることは難しい。

3、資産運用を早くから始めておく。

労働者は水面下で静かに資産運用をして、経済的な自由を手に入れる努力をしなくてはならない。そうしないと、いつまでも経営者に都合の良いように使われることになる。経済的に苦しければ、わかっていても逃げる選択もできない。(お金を握られているからだ。

経営者に逆らうことは、労働者にとっては分が悪い。なぜなら、労働者の賃金、勤務地、労働環境など全てにおいての決定権を持っているからである。

例えば、労働者がいくら声高に権利を主張しても、賃金が増えることはないし、勤務地を決められるわけでもない。労働環境もそうである。

したがって、私のような社畜労働は、経営者に不満を抱えながらも、一方は冷静な心で経済的な自由を手に入れるための努力に勤しまなくてはならない。行動しないかぎりは未来はかわらない。社畜脱出も夢になってしまう。

だから、早くから少額でも資産運用を始めることを私はすすめているし、実行もしている。