【退社前の余裕で仕事の質は決まる。】帰る前の15分前にはおおむね仕事が終わっているか?私のホワイトな企業の定義。
退社前に落ち着いて、その日した仕事の見直しや確認が出来ているだろうか?
また、そういった時間を会社全体で重視されているだろうか?そういった部分でも、会社のブラックかホワイトかは確認できると思う。
当然、確認や見直しの時間なんて労働時間に入らない!なんて言っている会社は問答無用でブラックである。
①確認・点検・見直しがルーティンにあるか?
何をするにしても、やった後の確認というのは重要である。それをするだけで、たくさんのミスを防ぐことが出来る。
でも、私が勤めている会社には、そんな確認や点検の時間は労働時間に含まれていない。ミスが起これば容赦なく当事者が断罪される。
しかも、そんな時に限って、確認不足みたいな説教になりチーム全体も叱責の対象になる。
だが現実には確認の時間や見直しの時間などは、労働時間にカウントされていない。
例えば普通にやれば30分かかる仕事だとする。そこで、確認などの行程を追加する場合は、35~40分の時間が必要となる。
それを会社はよしとしない。
確認の作業込みで30分でやれ!
と強制する。
いやいや無理でしょう・・・
そうなると、現場は結局確認の作業をやめ、命令された通りに労働する。すると、また同じようにミスが起こる。その繰り返しである。
そうなるよね・・・
減らすためには、ルーティン業務に確認作業を入れるしかない。それしかないのだ。
でも、そうはならないだろう。
それが、ブラックの所以なのかもしれない。
②私(同僚)はいつもバタバタで帰ります。
ちなみに私が勤めている会社はブラックである。
そのため、毎日激務に晒されている。
確認作業なんて出来ない。
積み上がった作業をこなすのに必死である。
それでも、ミスが出ないときがあるのが、確認作業が軽視される理由でもある。
重要な業務であるのだが、手を抜いてもバレない業務でもあるのも確かである。
そういった会社の風土だから三流なのだろうが・・・
そのため、被害を被るのは顧客ということになる。
(それが、クレームという形で返ってくる。)
悪循環である。
それでも、きっと会社は変わらないであろう。
だからブラックなのだ。
私は今日も、明日もバタバタし時間に追われ家路につくのだろう。つまりミスは減らない。(チーム全員)
③ホワイトな企業はそういった時間があるのかもしれない。
強い企業、良い企業というのは、こういった基本的な業務が当たり前に出来ているのだと私は推測する。
ビジネスの世界の場合は、どんくさい人でも出来るような仕組みを構築しているかだと思う。ソフトウェアを向上させ、とにかくシンプルな作業にしている。
スポーツでも同じである。
基礎が出来ているチームはやはり強い。特に基本動作の練度の高さとフィジカルの高さはどうしようもないほど差がつくものである。基本動作の向上は反復練習しないし、フィジカルの向上も正しいトレーニングの反復でしか会得することはできない。
戦略・戦術・作戦も重要だが、やはり地力というものに勝るものはない。
地力さえしっかりとついておれば、作戦の変更などにも柔軟に対応することが出来る。地力というものは、一朝一夕でつくものではない。
恐らく、そういった積み重ねでホワイトかブラックかに分かれていくのだろう。まあ、これも何十年と積もるからこそなのだと思うが。
ビジネスの場合の基本動作というのは、挨拶、作業練度であり、フィジカルとは会社と個人の経験の蓄積と共有だろうと思う。これは1日だけだと大きな違いはないのかもしれないが、10年20年ともなると天と地の差がある。
ホワイトな会社で働いたことがないからわからないが、多分基本的なことを当たり前に、大事にしているのだと思う。
作業の後には、確認、点検をする。
開始前には安全などを確保するなど、当たり前が習慣になっているのだと思う。
私には縁のない話ではあるが、ホワイトな会社に勤めている人がいれば是非教えてもらいたい。
そういった積み重ねが売上・利益の増加を生み出すのだと思う。
まあ、ホワイトな会社でも働きたくはないがね。