【底辺社畜の生き残りについて】斜陽産業、負け組でも生き抜くためには副業と資産運用しかない。
底辺社畜でも経済的に自由になり、家族を幸せにしたいと思うのはおかしなことではない。
今後、日本の労働者の環境は良くはならないだろう。経済が鈍化するということは給与も頭打ちになる。
今日は、そんな社畜の資産運用と副業についての考えついて書こうと思う。
- ①【日本の会社の今後】斜陽産業、負け組企業がほとんどの現状。
- ②【今後の会社員の在り方】会社に依存しないための副業。
- ③【資産運用を考える】副業が軌道に乗れば節約で貯めて資産運用で増やす。
- ④【会社員は心の病に注意せよ】家族のためといえど限界がある。
ご覧の通り、日本の人口の先行きはくらい。
・ひと握りの勝ち組に入れるとは限らないし、現時点ではわからない。
・対策は副業しかない。副業は足らない収入も補填できるし、年金の準備にもなる。
・嫌な仕事(上司)を続けていると心はいずれ壊れる。
①【日本の会社の今後】斜陽産業、負け組企業がほとんどの現状。
日本の経済が鈍化しているのであるから、今後とてつもなく業績が上昇してくる企業に勤めることの出来る確率はほぼないと思った方が良い。
1.人口の減少による経済の成長が鈍化している現実。
日本は人口が減っている。
そのため自然に消費も減少傾向をたどることになる。
すると、全体として企業の業績も落ちていくことになる。
そうなれば、大半の人が業績が横ばいか下がっている企業に勤めることになる。
こればかりは、日本の経済状態なのでどうしようもない。
人口が減っているのであるから絶対だ。
どう頑張っても確率的に負け組の会社は多くなる。
そうなると、そこで働く人の給与も当然影響を受けることになる。
2.一握りの成長産業、勝ち組企業の不確定要素。
勝ち組企業や成長企業に晴れて就職できたとしても安心はできない。
なぜなら、現在の斜陽産業や負け組企業いうのはかつて勝ち組企業であったからだ。
百貨店、電力会社、デジカメ、プリンタなどの企業もかつては花形であった。それが今では通信販売、スマホ、デジタル化、人口減などの要因によって斜陽産業となっている。
すなわち、今現在勝ち組企業に勤めることが出来たとしても5年後、10年後どうなっているかはわからないのである。
これが、私が危惧していることである。
②【今後の会社員の在り方】会社に依存しないための副業。
会社に心酔すると、裏切られたときに心が壊れてしまう。
断言できるが会社は私たち社畜を守ってくれない。
それに今後「終身雇用」という日本の文化はなくなってくる。
天下のトヨタ自動車ですら終身雇用は難しいと発言している。ならば、物言わぬご都合主義の我らの中小企業の経営者の本音は言わずもがなだろう。
終身雇用は崩壊したと思うことが妥当だと思う。
また、リストラというのも珍しくなくなってくるだろう。
それは、今回のコロナで明らかである。
名だたる大企業ばかりだ、ということは中小企業で働いている私を含む会社員の身分は全く保障されていないということだ。
あまり、ネガティブな話ばかりしていても話は進まないので、対応策についても考えてみる。
リストラの可能性を考えて動くということは、会社に依存しないためにはどうするかということになる。
最善策は別のルートからも収入を確保することしかない。
1.【会社依存の危険性。】リストラは当たり前に降りかかる。
単純に会社が倒産する可能性があるからだ。
そうなると、家族は路頭に迷うことになる。
当たり前に会社が存続すると思ってはならない。
コロナで倒産する企業は決して珍しくない。
それが、明日自分に降りかからないと言えるだろうか??
私は到底言えない。
今回のコロナでは打撃が少なかった企業も今後の「○○危機」では大損害を被るかもしれない。
そういった危険は常に存在している。
だから、会社に依存するというのは危険なのである。
2.【会社依存の脱却】副業しかない現実。
会社の業績が右肩上がりで伸びない限りは、全体的な給与のベースアップはない。これは個人の頑張りや才能といった類の話ではなく。
もっと大きな日本全体での経済成長の話であるので、個人の力ではどうすることもできない。
すなわち、今後普通の社畜は給与が大幅に上がることはないという現実である。
そうなると、収入を確実に上げるためには副業を真摯に取り組むしかないと言える。
転職も一つの解決法ではあるが、根本的な「会社依存」という部分の解決にはならない。
これだけで結論は出たと言える。
人によっては、会社で役員のような上級管理職になれば良いという意見もあるだろうが、現実問題としてなれる人は少数であり、いつ失脚するかもわからないというのが実状だろう。
それに全員が管理職になれるわけではない。管理職は人間関係で悩むことも多くなるし、下手をすると自分の精神を病むことになる。
それはリスク許容範囲を超えているのである。リスクではなくデンジャーである。
③【資産運用を考える】副業が軌道に乗れば節約で貯めて資産運用で増やす。
私の理想としては、副業でお金を稼ぎ、節約の技術・習慣で種銭をより多く貯めることだ。
資産運用の世界は持っている金額で大きく結果は変わる。
1.節約術を磨き、お金を貯めて投資の種銭を積み立てる。
資産運用の基本は元本の多さが勝敗を握るといっても過言ではない。
なぜなら10万円だけでは年利5%で運用しても5000円しか受け取ることしかできないからだ。
この金額では人生や生活に変化をもたらすことはできないだろう。
だからこそある程度まとまった手元資金が必要になる。そのためには、入ってきたお金をできる限り手元に残しておく技術を磨くべきである。このお金を貯める力が備わっていないと、いくら 収入を増やしても「穴の空いたバケツの水」のよ うにお金を失ってしまうことになる。
私はこの節約という習慣及び技術に大きな価値を見いだしている。いくらお金を稼げてもこの節約という部分を疎かにしていてはお金に支配されてしまう。お金はコントロールするものだと私は思っている。
2.増やしたお金でお金に働いてもらい「雪だるま式」にお金を増殖させる
まとまった金額が手元にあるなら、お金に働いてもらうことが大事。お金に働いてもらう場合の利益の金額に上限はない。例えば1億円を年利5%で運用すれば年に500万円受け取ることができる。
(税金は考慮せずに計算。)
何もせずにお金が500万円を運んできてくれる仕組みだ。これはあまりにも出来過ぎた話である。
だがお金に働いてもらうということはこういうことである。種銭が多ければ多いほど有利であるのが資産運用の鉄則である。
④【会社員は心の病に注意せよ】家族のためといえど限界がある。
いくら家族のためとはいえ、イヤなことを続けているといずれ心は壊れてしまう。
心の不健康である。
会社員は自由がない。勤務地、業務の内容、給与、労働条件など何も決めることができない。
パワハラ上司やモラハラ上司に遭遇した場合、逃げようがないのが現実。
だから私はいつでも辞められる状態にしたい。
人の心の傷は簡単には癒えないし、労働でそこまで消耗する価値もない。
これはいくら心が強い人でも劣悪な環境に身を置けばおかしくなる可能性はある。
ちなみに「うつ」の治療にかかる平均治療期間は6ヶ月程度であると専門の医師が発言している。
これほど重症になる前に、会社を休まなくてはならないと思う。それほどまでに「心の病」というのは恐ろしいのだ。
重症化すると完治するまで何年もかかるというのだから、とんでもないことである。
乱暴な言い方かもしれないが、「たかが、労働のためだけに人生を犠牲にしたくない」と思うのはわたしだけだろうか。
経済的に自由な状態であれば、イヤならすぐに辞めればいいし、心の状態も全く違ってくる。
多分、会社に依存していない状態なら、少々のパワハラを受けても鼻で笑えるだろうと思う。
パワハラに関しても中小企業には2022年4月以降に「パワハラ防止法」が施行されるが、罰則はないので効果は限定的だと思う。
出典 職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント
何にせよ人の心には限界がある。
無理をしすぎると消耗して取り返しのつかないことになる。
人生において「うつ」などの精神疾患は、交通事故のようなもの「甘え」「弱さ」「怠け」などとは無関係に、私たちの身に降りかかる。
それに、素人があれこれと意見や診断をできるほど、心の病というのは単純でもない。
心の病というのは複雑なのだ。
自分も家族も不幸になる。
したがって、労働ごときであたなや私の心を破壊されるいわれはない。
体調不良があるなら、症状が軽いうちに休むことを選択しよう。私たちのような会社員の場合には「傷病金手当」という心強い味方がいる。
全国の頑張っている、苦労している会社員の同志に少しでも役に立ち情報を発信できたらと思っている。